恋がすべてを狂わせる？「カノジョも彼女」“ネオすぎる”関係を佐倉綾音ら声優陣が解釈

ヒロユキ原作によるTVアニメ「カノジョも彼女」の配信イベント「TVアニメ『カノジョも彼女』AnimeJapan 2021キャスト発表ステージ」が去る3月28日に行われ、向井直也役の榎木淳弥、佐木咲役の佐倉綾音、星崎理香役の竹達彩奈、桐生紫乃役の高橋李依が登壇。水瀬渚役の和氣あず未からのコメントVTRも公開された。

イベント冒頭で解禁されたティザーPVをもって、メインキャストが発表されたアニメ「カノジョも彼女」。物語は小学生の頃から思いを寄せていた幼なじみの咲と、高校生になってようやく付き合えることになった主人公の直也が、健気なクラスメイト・渚に「付き合ってほしい」と告白されるところから大きく動き出す。ティザーPVには「二股していいか、彼女に聞く!!」「二股してよかったって、いつか、必ず言わせてみせるから!!」という“とにかく正直すぎる”直也の力強いセリフが収められており、「まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!」と紹介される「カノジョも彼女」について、キャスト陣からは「ネオすぎる」「コメディでよかった」などの意見が飛び交った。

各キャラクターについて紹介していくコーナーでは、公式サイトでも公開されている直也のキャラクタービジュアルが話題に。まっすぐな瞳で握り拳を見せる直也の姿に“世界を救いそう”という主人公らしい感想が挙がるも、すぐに「でも『これから二股するぜ！』っていうガッツポーズだよね」「これ“二股の拳”だから」と女性陣が解釈し視聴者の笑いを誘う。また二股される相手であるのに、咲が思わず「かわいい」とセリフで言ってしまうほど、女性から見ても純粋でかわいいという渚についてもトークが広がる。“女の子のいいところを詰め込んだような”キャラクターであるにもかかわらず、直也に「二股でいい」と申し出てしまう渚の言動に対し、榎木が「直也がすべてを狂わせているような……」と考え出すと、佐倉は「いや、すべてを狂わせているのは恋ですよ」と述べ、一同はその言葉を噛みしめるようにうなずいた。

その後は佐倉、竹達、高橋の女性陣3人が3本勝負に挑むゲームコーナー「本命彼女は誰だ!? K-1グランプリ」へ突入。直也へのメッセージを例文通りに打ち込む「フリック対決」では、その速さと文章の正確さで佐倉が1位を勝ち取る。続く「シチュエーションセリフ対決」では「彼の実家へご挨拶に行き『うちの子、ご迷惑かけてない？』と心配するお母さんに対して、彼を立てつつお母さんを安心させるセリフ」というお題を受けて、3人がそれぞれ回答を披露。竹達は彼の母を気遣いながらもすぐにお土産として「カノジョも彼女」を差し出すという作品の宣伝へ振り切り、「『カノジョも彼女』を彼の母に薦めるのはどうなのか？」という疑問が一同の中で浮かびつつも、榎木のジャッジにより勝利を掴んだ。最後に行われたのは、女性が男性を褒める際に使うテクニックとしても知られる「さすが！」「知らなかった！」「すごい！」「センスいい！」「そうなんですか！」の「さ・し・す・せ・そ」に代わる、「新・さしすせそ」を考えるという対決。竹達は再び「カノジョも彼女」を猛プッシュする「さ・し・す・せ・そ」、高橋は声優の視点で考えた「さ・し・す・せ・そ」、佐倉はツンに始まりデレで終わる「さ・し・す・せ・そ」をそれぞれ披露し、こちらも榎木がジャッジを務め佐倉に軍配が上がった。

TVアニメ「カノジョも彼女」は7月よりMBS、TBS、BS-TBSの「アニメイズム」枠にて放送。原作は4巻まで刊行されており、単行本の最新5巻は4月16日に発売される予定だ。またアニメの公式Twitter（@kanokano_anime）では、声優陣のセリフで原作を紹介する企画「しゃべるカノかの」がスタート。そのほか今回のイベントの模様は4月4日23時59分までの期間、YouTubeのNBCUniversal Anime/Musicチャンネルにて見逃し配信が行われている。

※動画は現在非公開です。

※「AnimeJapan」のイベントレポートなど関連記事はこちらから！