モーニング(講談社)で発表された「イチケイのカラス」は、特例判事補の主人公を中心に、裁判所で働く個性豊かな刑事裁判官や書記官を描くリーガルエンターテインメント。今回のドラマでは原作者の了承のもと、原作マンガで眼鏡をかけている小太りな中年裁判官・入間みちおを主人公に据え、“魂”はそのままに風貌を大胆にアレンジした。みちおは絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い事件の真相を明らかにしていく異端な刑事裁判官という役どころ。髭を生やし、カジュアルな服装と緩い空気をまとった新たな入間みちお像を竹野内が表現していく。また原作では坂間真平にあたる、堅物な裁判官・坂間千鶴には
なお脚本は「絶対零度」シリーズ、「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」などで知られる浜田秀哉が担当。劇中音楽は「HERO」シリーズ、「半沢直樹」シリーズの服部隆之が手がける。原作者の浅見はドラマ化にあたり「大変うれしいです! ドラマで再び『イチケイのカラス』のキャラクターに会えるのを、今から楽しみにしています」と喜びのメッセージを寄せた。
浅見理都コメント
ドラマ化、大変うれしいです! ドラマで再び「イチケイのカラス」のキャラクターに会えるのを、今から楽しみにしています。馴染みのない裁判官という仕事に、興味をもってもらえたらうれしいです!
竹野内豊コメント
台本を読んだ感想
今まで、裁判官の方にはお会いしたこともなければ、刑事裁判官という職業に焦点が当たった連ドラも今まで無かったので、台本を読んで、勉強になりました。イチケイメンバーの会話のテンポも良く、一人一人のキャラクターが生きているので、これは面白い作品になるだろうなと思いました。
視聴者へのメッセージ
刑事裁判官に焦点を当てた連続ドラマは初めてとなります。裁判官も、ご覧になってくださる視聴者の皆様と同じ一人の人間だと思うので、“人を裁く”ということがいかに難しいかということを、一緒に考えていけるような作品が作れたらすてきだなと思います。
黒木華コメント
台本を読んだ感想
イチケイの皆が個性的で、面白いなと思いました。裁判官という中々取り上げられていない仕事にフォーカスがあてられているのも興味深かったです。
視聴者へのメッセージ
個性的なイチケイの皆と、普段あまり触れることの少ない裁判官という仕事を楽しみつつ見ていただけたらと思います。
後藤博幸プロデューサー(フジテレビ第一制作室)
有罪率99.9%-そこに関わる検事や弁護士がドラマで描かれることはよくありますが、その判決を下す裁判官にスポットライトがあたることは意外とありませんでした。今回は、正しい判決をするために奮闘する裁判官たちのその様を、笑いあり、涙あり、サスペンスありでテンポよく描きます。法廷には魅力的なキャラクターが多数登場しますが、中でも、竹野内豊さん演じるみちおの、常識を覆してでも真実を追い求める超マイペースな様、黒木華さん演じる坂間の、冗談の全く通じない堅物エリートっぷりは要注目です! ぜひご家族の皆さんでご覧いただき、元気になっていただいて、この先1週間の糧にしていただければうれしいです。
ドラマ「イチケイのカラス」
2021年4月よりフジテレビで毎週月曜日21:00~放送
スタッフ
原作:
脚本:浜田秀哉
音楽:服部隆之
プロデュース:後藤博幸、有賀聡(ケイファクトリー)、橋爪駿輝
編成企画:高田雄貴
演出:田中亮、星野和成、森脇智延、並木道子
制作協力:ケイファクトリー
制作・著作:フジテレビ第一制作室
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