大賞作品は必ず連載化、スピリッツが新たなマンガ賞を設立！審査員に野木亜紀子も

週刊ビッグコミックスピリッツ（小学館）の創刊40周年を記念し、新たなマンガ賞が設立された。大賞受賞作品は週刊ビッグコミックスピリッツ、月刊！スピリッツ（小学館）、やわらかスピリッツのいずれかで連載化される。

「スピリッツ創刊40周年記念連載確約漫画賞」と名付けられたこのマンガ賞。また賞金として大賞受賞者には200万、入選者には50万円が授与される。審査員には浅野いにお、大童澄瞳、こざき亜衣、ゆうきまさみといった作家陣に加え、映画「アイアムアヒーロー」やドラマ「重版出来！」「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」を手がけた脚本家・野木亜紀子が名を連ねた。

応募希望者は1・2話目のネームと、作画済みの完成原稿5ページを用意し、郵送またはWebにて投稿しよう。締め切りは2021年3月31日。結果は2021年6月発売の週刊ビッグコミックスピリッツで発表される。詳細は小学館の公式サイトで確認を。

浅野いにおコメント

その時代その時世に合わせて変化し続けてきた「スピリッツ」です。流行に流される必要はありませんが、「今だからこそ描ける・読める」という意義が感じられるような、昨今の時代性を反映した漫画を期待しています。

大童澄瞳コメント

おもしろ漫画が読める機会をエンジョイしたいと思います！

こざき亜衣コメント

こんな大事な漫画賞を私が審査していいのかしらと思いつつ、応募作の中に審査員5人中私にしか刺さらない滅茶苦茶おもしろい漫画があるかもしれないと、引き受けさせて頂きました。いい漫画ってそういうものかなーと思ったりして! 楽しみにしています。

ゆうきまさみコメント

「スピリッツ」の賞だからと言って、それをあまり意識せずにむしろ、どんな作品が載っていないかを考えて、そこを狙ってきて欲しい。審査員の心の中に、驚きの展開をもたらす漫画を待っています。

野木亜紀子コメント

門外漢ですが、おもしろそうなので引き受けてしまいました。おもしろがらせてもらえると嬉しいです。「おもしろい」の意味は無限にあります。一読者である私と作者の方の「おもしろい」が重なる瞬間が楽しみです。