劇場版「『Fate/stay night [Heaven's Feel]』III.spring song」の「大ヒット御礼舞台挨拶特別興行ライブビューイング」が本日8月22日に催され、
同作は公開から2日間の週末動員ランキングで1位を記録し、第1章の「presage flower」、第2章の「lost butterfly」と3部作連続で1位を獲得。下屋は「1人でも多くの方にご覧になっていただきたいと思っていましたが、『第二章』と変わらないくらいご覧いただけたということで、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」、須藤監督は「(3部作連続で1位を獲得し)うれしく思います。『第一章』『第二章』の舞台挨拶のときは次を作らなきゃという気持ちがありましたが、今は穏やかな気持ちでこの舞台にあがっております」とそれぞれ思いをコメントした。
今回の舞台挨拶では冒頭からエピローグまでの各シーンを振り返りながら、スタッフとキャストがトークを展開。オープニング、バーサーカーとの戦い、セイバーオルタとライダー、衛宮士郎の対決、遠坂凛と間桐桜の姉妹の相克など、須藤監督の解説を交えながら映像に込められた思いが明かされた。
イベントの最後には1人ひとりからファンへのメッセージも。神父服を着用し、手に黒鍵を身に着けた“言峰綺礼スタイル”で登壇した中田は「個人的には言峰綺礼という人間の、今まで見えなかった部分を見ていただけることがうれしく思います。僕は試写会で拝見して、今年度のベストワンに選ばれるべき映画の1つだと思いました。多くの方にご覧になっていただきたいと思います」と呼びかけた。
前回の舞台挨拶で感極まった下屋は「収録用のカメラの向こうに、全国の劇場で多くの皆様がご覧になっているんだなという思いが伝わってきたからなんです。今日は泣きません!(笑)」と笑顔を見せながら、「こうやってファミリーのような大切な存在のみんなと登壇できて、作品を語り合えることが素敵な時間だったと思います。『Fate/stay night』の桜を演じるのは最後かもしれないなと思いながら、集大成のつもりで演じていました。最後までありがとうございました」と挨拶。杉山は「当時から桜ルートまでできたらいいねと言っていたのですが、皆さんの応援と、作品を愛する監督に出会って、最後まで皆様にお届けすることができました。15年、同じ座組でやらせていただいて、家族のような形で最後まで収録ができてとてもうれしかったです」と振り返った。
なお8月28日にはABEMAにて「大ヒット御礼特番」を配信することも発表。番組には本日の舞台挨拶に登壇した7名のキャスト陣が出演する。配信時間などの詳細は後日発表。そのほか最終章から新たに7枚の場面カットも公開された。
なおコミックナタリーでは、「『Fate/stay night [Heaven's Feel] III.spring song」の公開を記念して間桐桜役・下屋則子、セイバーオルタ役・川澄綾子、遠坂凛役・植田佳奈の座談会を実施。「Fate/stay night」のヒロインを演じる3人に、6年越しの劇場版プロジェクト、そして15年目を迎えた「Fate/stay night」へかける思いを語ってもらった。関連する特集・インタビュー
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楊(やん) @yan_negimabeya
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