大橋裕之原作のアニメ映画「音楽」アヌシー映画祭で最優秀オリジナル音楽賞を受賞

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大橋裕之原作による長編アニメーション映画「音楽」が、6月30日までオンライン開催されている「アヌシー国際アニメーション映画祭2020」にて、最優秀オリジナル音楽賞を受賞した。

映画「音楽」のポスター。

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映画「音楽」のビジュアル。

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「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、カナダの「オタワ国際アニメーション映画祭」、クロアチアの「ザグレブ国際アニメーション映画祭」、日本の「広島国際アニメーションフェスティバル」とともに“世界4大アニメーション映画祭”として知られるフランスの映画祭。「音楽」は長編コントルシャン部門に出品されていた。このたびの受賞を受け、監督を務めた岩井澤健治、音楽を手がけた伴瀬朝彦、剣持学人、澤部渡(スカート)からはコメントが到着した。それぞれ受賞の喜びや、音楽の制作に関わったスタッフへの感謝を述べている。また「音楽」が北米で公開されることも決定した。

「音楽」は楽器未経験の不良高校生たちが、思いつきでバンドを組んだところから始まるロック奇譚。2019年にカナダで催されたオタワ国際アニメーション映画祭では、グランプリを獲得した。1月に新宿武蔵野館およびシネマスコーレにて公開され、その後全国でも順次公開されている。

岩井澤健治(監督)コメント

音楽賞は僕のざっくりしたイメージを形にしてくださった伴瀬さん、澤部さん、グランンドファンクの剣持さんを始め、映画に楽曲を提供していただいた皆さんのお力によるものだと思います。そして”音楽”が国境を越えてさらに世界に届くことを願っています!

伴瀬朝彦(音楽)コメント

今までの音楽活動の中で、いかなる賞もいただいたことがないので、正直どのような反応をしてよいか分かりません。ただ少なくともフランスの音楽出版社協会の方たちの評価を得たこと、うれしく思います。作品中の音楽は様々な音楽家たちによる楽曲で構成されています。私はその内の劇中歌など数曲担当しています。制作に携わっている間念頭に置いていたのは、”終わりの見えない作品と対峙する岩井澤監督の執念へのリスペクト”。完成したこと自体がまず表彰ものなのだということを思うと、感慨深いです。このことがまたひとつのきっかけとなって、さらに多くの方たちに見てもらえますように。

剣持学人(音楽)コメント

今回映画「音楽」にて劇伴を担当させていただきましたグランドファンクの剣持と申します。
この度は名誉ある賞を戴けたこと、誠に感謝申し上げます。
このような音楽賞を頂けることは私の夢でもありましたので、大変喜ばしい限りではございますが、この作品は岩井澤監督の7年間の情熱が隙間なく詰め込まれており、監督の挑戦と多大なる熱量がなければなし得なかった賞だと思っております。
この機会を与えてくださった関係者の皆さまや、ご協力いただいたミュージシャンの皆さま、ご覧いただいたすべての方に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

澤部渡(音楽)コメント

賞を戴くなんて高校生の頃、合唱コンクールで指揮者賞をとったとき以来です。
あの頃は大した感慨もなかったように思えますが、今回ばかりはそうではないようです。
とても嬉しいです。
私が「音楽」に書いた曲は最後のフェスシーンの1曲だけなのですが、自分がはじめてベースを持ったらどうするだろう、きっと開放弦じゃなくどこか押さえるな、とか、フロアタムとスネアしか叩いたことがないドラマーの目の前にフルのドラムキット(特にシンバル類)があったらどうするだろう、とか、そのシンバルの音を聴いたベーシストはどう演奏するだろう、
どんな奇跡が起こるだろう、といったことを想像しながら作曲をしました。
そしてそれをGellersの大久保日向さん、川副賢一さん、田代幸久さん、トクマルシューゴさんとで揉み合い、最終的に安藤暁彦くんがリコーダーを加えてあのような形になりました。
演奏してくれたみなさんに感謝しています。
ありがとうございます。
声をかけてくださった岩井澤監督、そして制作の皆さまにも!ありがとうございます。

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(c)大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン