「どうにかなる日々」主題歌＆劇伴はクリープハイプ、早見沙織や島崎信長も出演

志村貴子原作によるアニメ「どうにかなる日々」の本ビジュアルと本予告編が解禁。また追加キャストが発表された。

「えっちゃんとあやさん」「澤先生と矢ヶ崎くん」「しんちゃんと小夜子」「みかちゃんとしんちゃん」の4つのエピソードから構成される本作。追加キャストとして、百合役で早見沙織、田辺くん役で島崎信長、ヨリコさん役で田村睦心、しんちゃん父役で天崎滉平、しんちゃん母役で白石涼子が出演する。

さらに主題歌と劇伴音楽をクリープハイプが担当することが明らかに。クリープハイプが映像作品の劇伴音楽を手がけるのは本作が初めてとなり、書き下ろしの主題歌「モノマネ」は本予告編でも聴くことができる。ボーカルとギターの尾崎世界観からは「『どうにかなる日々』は、ちゃんと目を見て話してくれる物語、ちゃんと目と目が合う映画だと思っています。その中で、観た人の耳に少しでも何かを残せたら幸せです」とコメントが到着した。

原作の「どうにかなる日々」は、さまざまな恋愛模様とありふれた日常を綴ったオムニバス集。2002年から2004年にかけてマンガ・エロティクス・エフ（太田出版）にて連載され、現在は新装版の上下巻が発売中だ。アニメは5月8日に劇場公開される。

クリープハイプ・尾崎世界観（Vo/Gt.）コメント

初めてのことで、これが正確か不正解かもわからないまま劇伴音楽に向き合っていました。でもこの作品自体が、正確と不正解だけでは掴めないものを描いているから、きっとそれこそが正解だったんだと思います。

「どうにかなる日々」は、ちゃんと目を見て話してくれる物語、ちゃんと目と目が合う映画だと思っています。その中で、観た人の耳に少しでも何かを残せたら幸せです。

※4/9追記：新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「どうにかなる日々」の公開は延期となりました。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

なお「どうにかなる日々」のアニメ化を記念し、コミックナタリーでは志村の約1万字におよぶインタビューを掲載。2002年から2004年にかけて連載された「どうにかなる日々」が、約20年の月日を経てアニメ化を果たしたことへの率直な気持ちや本作に込めた思い、さらには作品の制作秘話やマンガとの向き合い方にも迫った。