「スピカにおまかせ」は、1988年から99年にかけて月刊ASUKA(当時角川書店、現KADOKAWA)に掲載されていた松井の初連載作品。おひつじ座の女子が遊園地で男の子とデートをして空回りしたり、おうし座の少女が宝くじで10万円を当てたことから疑心暗鬼にとらわれたり、星座別のタイプが異なるヒロインが毎話登場するコメディになっている。
「謎のオンナV」は、1990年から91年にかけてヤングロゼ(角川書店)で発表された読み切りを収めた短編集。社員をモメ事から救うスーパーギャルを描いた表題作「謎のオンナV」を始めとした「はたらくママ」「耳を噛んで」「7月のオンナ」「会社破綻計画」「食べるオンナ」「すーぱーいけいけオンナ」「秋にアキた」「毎日が肉とビール」「きれいだな」の計10作品と、体操のやり方を描いた「謎のオンナVご用達体操」が掲載された。
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藤井 修 @osamufujii
松井雪子の初連載作「スピカにおまかせ」&短編集「謎のオンナV」が復刊 https://t.co/bVzoxnqzvo <装幀は原本と同じく「スピカにおまかせ」が納由香里さん、「謎のオンナV」がコズフィッシュさんです!