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「火の鳥」が道後温泉に到来!障子を使ったプロジェクションマッピングが始動

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プロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」より、椿の花が描かれた場面。

プロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」より、椿の花が描かれた場面。

手塚治虫「火の鳥」とコラボし、「道後REBORNプロジェクト」としてさまざまな企画を展開している愛媛・道後温泉本館。コミックナタリーでは本日4月27日よりスタートしたプロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE -火の鳥、到来-」の模様をレポートする。

明治の改築から125年を迎えた道後温泉本館の北面を用いて行われる「道後温泉×ネイキッド MESSAGE -火の鳥、到来-」。企画演出はクリエイティブカンパニー・NAKED Inc.、音楽は野見祐二が担当している。映像は約4分にわたり、15分おきに上映。スクリーンとして道後温泉本館の障子が活用され、建物や物体の外側から映写する手法ではなく、室内にプロジェクタを設置して光を出しているという。映像を盛り上げる音楽には、手塚が「火の鳥」を描くきっかけになったと言われるイーゴリ・ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」にインスパイアされた、野見による楽曲が採用された。

映像は本館北面入口の上に設置されている火の鳥オブジェクトを中心に展開。神話時代、火の鳥が伊予国に降り立つところから物語は進んでいく。映像には手塚が先駆け的に用いていた擬音表現も登場。「シーン」「ドゥゴォォォオーン」「ゆげゆげゆげゆげ」などのオノマトペが、マンガらしいフォントであしらわれている。また火の鳥は時空を飛び、今度は飛鳥時代へ。道後温泉に浸かったとされる聖徳太子の姿と、聖徳太子が来浴した際に見て美しさに感動したという椿の花が映像を彩る。プロジェクションマッピングのタイトルが「MESSAGE -火の鳥、到来-」という通り、最後に火の鳥は道後温泉の素晴らしさを伝えるべく未来に羽ばたいていった。

道後温泉本館が営業をしながら、保存修理工事に入ることに合わせて立ち上がった「道後REBORNプロジェクト」。本館西面には「火の鳥」デザインの日除け幕と灯籠が設置されている。また保存修理工事期間限定で、入浴券も「火の鳥」とコラボレート。なお手塚プロダクション制作によるオリジナルアニメとして大国主(オオクニヌシ)役でつるの剛士、少彦名(スクナヒコナ)役で三森すずこ、火の鳥役で水樹奈々が出演する「火の鳥“道後温泉編”」の第1話「聖徳太子、来浴」が5月24日から「道後REBORNプロジェクト」公式サイトなどで配信される。大国主と少彦名の姿はプロジェクションマッピングにもお目見え。本館の様子は道後温泉公式サイトでライブ配信されているので、「火の鳥」仕様となった同地が気になる人は覗いてみては。

※記事初出時、画像の説明に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

なおコミックナタリーでは、「火の鳥“道後温泉編”」に出演する大国主役のつるの剛士、少彦名役の三森すずこ、そして火の鳥役の水樹奈々にインタビューを実施。第1話のアフレコ直後に、道後温泉の印象やアニメの見どころについて聞いた。

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