山田南平が3種のカバー描き下ろし、アーサー王とサブカルチャーの関係紐解く書籍

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「アーサー王物語」の日本における受容を研究・解説した書籍「いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか―変容する中世騎士道物語」が、3月10日にみずき書林より発売される。

「いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか―変容する中世騎士道物語」アーサー版(帯付き)

「いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか―変容する中世騎士道物語」アーサー版(帯付き)

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ランスロット版のカバー。

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本書は研究者だけではなくゲームやアニメなどを通じて「アーサー王物語」に興味を持った人に向けて、主に小説やアニメ・ゲーム、演劇の分野における「アーサー王物語」の日本での受容と変容を、学術的な知見に基づいて論じた1冊。カバーは「アーサー版」「ランスロット版」「ガウェイン版」の3パターンが用意され、すべてのカバーイラストは白泉社のアプリ・マンガParkで「金色のマビノギオン ―アーサー王の妹姫―」を連載中の山田南平が描き下ろした。

ガウェイン版のカバー。

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内容は年代別に構成され、第1部「受容の黎明期」では日本に伝わった「アーサー王物語」がどのように受容されイメージが形成されていったか、明治に夏目漱石が執筆した「薤露行」などを題材に解説。第2部「サブカルチャーへの浸透」では、TVアニメ「円卓の騎士物語 燃えろアーサー」や宝塚歌劇団の舞台「ランスロット」、「Fate」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズといった作品から、サブカルチャーにおいて「アーサー王物語」が発展していく様子を紐解いていく。「君臨とさらなる拡大」と題した第3部では、現在進行形で広がりを見せる「アーサー王物語」の今後を論じたテキストや、山田が「金色のマビノギオン」の創作について語った対談も。そのほか騎士の萌えポイントを説くコラム、「若者500人に聞きました アーサー王伝説アンケート」といった読み物も掲載されている。

みずき書林Webサイトの特設ページでは本書の一部が読めるほか、山田によるカバーイラストの制作プロセスや、装丁のこだわりを紹介。さらに「初心者のためのアーサー王キャラクター入門」などのコンテンツも用意されている。なお3月23日には、本書の編者である立命館大学准教授の岡本広毅氏、近畿大学准教授・小宮真樹子氏によるトークイベントを東京・下北沢の本屋B&Bにて開催。参加者にはもれなくコースターがプレゼントされるほか、会場に本書を持参した人および会場で購入した人には別途特典が用意される予定だ。

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「アーサー王の物語とキャラの魅力を語ろう!」『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか―変容する中世騎士道物語』(みずき書林)刊行記念

日時:2019年3月23日(土)15:00~17:00 (14:30開場)
会場:東京・本屋B&B
料金:前売1500円、当日2000円(どちらも別途1ドリンク代)
出演:岡本広毅(立命館大学文学部准教授)、小宮真樹子(近畿大学文芸学部准教授)

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