展覧会「みんなのミュシャ」7月から全国6都市で、マンガに与えた影響を辿る展示も

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アルフォンス・ミュシャの作品を中心とした展覧会「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ――線の魔術」が、7月13日から9月29日にかけて、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催される。

アルフォンス・ミュシャ《舞踏―連作〈四芸術〉より》1898年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (c)Mucha Trust 2019

アルフォンス・ミュシャ《舞踏―連作〈四芸術〉より》1898年 カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 (c)Mucha Trust 2019

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天野喜孝《ファイナルファンタジーXIV 嵐神と冒険者》2010年 アクリル・紙 FINAL FANTASY XIV/(c)SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved./IMAGE ILLUSTRATION:(c)YOSHITAKA AMANO

天野喜孝《ファイナルファンタジーXIV 嵐神と冒険者》2010年 アクリル・紙 FINAL FANTASY XIV/(c)SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved./IMAGE ILLUSTRATION:(c)YOSHITAKA AMANO[拡大]

本展ではミュシャが手掛けたポスターはもとより、彼の作品に影響を受けた日本のマンガ家、イラストレーターの作品など250点以上を展示。ミュシャの作品とともに、彼が後世へ与えた影響を辿っていく。

山岸凉子《真夏の夜の夢》「アラベスク」(『花とゆめ』1975年4月9号付録ポスター用イラスト)1975年 カラーインク・紙 (c)山岸凉子

山岸凉子《真夏の夜の夢》「アラベスク」(『花とゆめ』1975年4月9号付録ポスター用イラスト)1975年 カラーインク・紙 (c)山岸凉子[拡大]

展示は5つのセクションからなる構成。前半では「ミュシャ様式」の成立の過程とその背後のミュシャのデザイン論を、時代的背景やアール・ヌーヴォーなどのヨーロッパの美術運動の流れの中で考察する。後半ではミュシャ自身の作品とともに、彼のスタイルから影響を受けた20世紀後半のグラフィック・アーティストやデザイナーたちの作品を展示。1960年代を中心に英米でムーブメントを巻き起こしたミュシャ・リバイバルとサイケデリック・アートとの視覚的な相関を、ロック・ミュージックのポスターや LPレコードのジャケット等を通して検証していく。「マンガの新たな流れと美の研究」と題された最終セクションには天野喜孝出渕裕花郁悠紀子波津彬子松苗あけみ水野英子山岸凉子らの作品がお目見え。本展の開催に際し、彼らが寄せたコメントも公式サイトにて公開されている。

チケットは4月に発売。特典付きのチケットも用意される。なお同展は今後、京都、札幌、名古屋、静岡、松本にも巡回予定だ。

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みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ――線の魔術

東京展

会期:2019年7月13日(土)~9月29日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
当日料金:一般1600円、大学・高校生1000円、中学・小学生700円
前売・団体料金:一般1400円、大学・高校生800円、中学・小学生500円

京都展

会期:2019年10月12日(土)~2020年1月13日(月・祝)
会場:京都文化博物館

札幌展

会期:2020年1月25日(土)~4月12日(日)
会場:札幌芸術の森美術館

名古屋展

会期:2020年4月25日(土)~6月28日(日)
会場:名古屋市美術館

静岡展

会期:2020年7月11日(土)~9月6日(日)
会場:静岡県立美術館

松本展

会期:2020年9月19日(土)~11月29日(日)
会場:松本市美術館

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