川尻善昭が手がけたアニメ「妖獣都市」＆「魔界都市〈新宿〉」BD-BOX化

菊地秀行の小説を原作とするアニメ「妖獣都市」「魔界都市〈新宿〉」のBlu-ray BOXが、2019年1月9日、2月6日に2カ月連続でリリースされる。

川尻善昭が監督を務めた「妖獣都市」は人間界と魔界の共存のために戦う“闇ガード”の滝蓮三郎が、魔界から派遣された美女・麻紀絵とコンビを組み、2つの世界の不可侵条約締結を阻もうと暗躍する妖獣との死闘を繰り広げる作品。1987年に劇場公開された同作は、第5回日本アニメ大賞オリジナルビデオソフト最優秀作品賞を受賞している。

「魔界都市〈新宿〉」は、同じく川尻によって映像化された作品。魔道士レヴィ・ラーによって引き起こされた“魔震”と呼ばれる怪現象の影響で、魔界都市と化した新宿を舞台に、かつてラーを倒すべく戦った、十六夜弦一郎の息子・京也とラーとの宿命の対決が始まる。

このたびのBlu-ray BOXの特典には、両作品ともに400ページを超す絵コンテ本と、資料集を同梱予定。また「妖獣都市」のBlu-ray BOXには、菊地と川尻の対談映像も収録される。価格は「妖獣都市」Blu-ray BOXが1万5984円、「魔界都市〈新宿〉」Blu-ray BOXが1万3824円。詳細は東映ビデオの公式サイトで確認を。

※記事初出時、キャスト名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。