雁須磨子のエロティックな短編集「あたたかい肩」本日発売

雁須磨子の短編集「あたたかい肩」が、本日3月15日に発売された。

「あたたかい肩」は、2002年から2009年の短編から中編をセレクト。美人不動産屋にワケあり物件を紹介された男性の恋を描いた「くうねるところにすむところ」、ひとりの青年が義理の姉と過ごす奇妙な数日間を描く「まちがいはありません」、亡くなった祖母の家で、少女が母と祖母のことを想う「ちょきん、ぱちん、すとん。」の“おうち”3部作に加え、月刊IKKIの別冊付録「エロ本」に収録された「サーフィス・テンション」など、ほのかにエロスを感じる全9話を収録している。

またあとがきでは、雁が発表年代順に作品を解説。「それぞれの掲載誌の色に少し寄せて描いている（＝つもりだった）ので（中略）バラエティに富んだ一冊になった」と記している。

「あたたかい肩」収録作品

「くうねるところにすむところ」（初出：コミックビームFellows! vol.2）
「まちがいはありません」（初出：Fellows! vol.1）
「ちょきん、ぱちん、すとん。」（初出：Fellows! vol.7）
「何段BOX その1」（初出：ease vol.2）
「何段BOX その2」（初出：ease vol.3）
「保健室のせんせい」（初出：マンガ・エロティクス・エフ vol.18）
「サーフィス・テンション」（初出：月刊IKKI 2004年10月号別冊付録「エロ本」）
「青緑を飲み干す」（初出：comic SYLPH vol.3）
「あたたかい肩」（初出：Swimsuits Fellows! 2009）