舞台「半神」は劇団夢の遊眠社時代の
物語の主人公は、容姿は醜いが高い知能を持つ姉・シュラと、見目麗しいが知能が低く、話すことすらできない妹・マリア、身体がつながっている結合双生児の2人。姉のシュラは、いつまでも無邪気で周囲から寵愛を受け続ける妹を疎ましく思いながらも、マリアを支えて生きていた。しかし10歳を目前に、身体が2人分の負担に耐えきれず衰弱。姉妹が助かるには、身体を切り離すしかなく……。
中屋敷は「『半神』の劇世界を生きる双子の姉妹たちの姿を通して、わりきることのできない私たちのそもそもの在り方を問いたい」とコメントしている。チケットは各種プレイガイドにて、6月10日に発売。
桜井玲香(乃木坂46)コメント
「半神」を初めて読んだ時、1回では上手く消化出来ずそれはきっと公演が終わった後も、明確な答えは見つからないままなのかな…と思ったり。
それだけ多くのメッセージが各所に散りばめられた魅力溢れる作品です。
凄くやり甲斐を感じますし、自分達自身どんな双子に化けるのかとても楽しみです。
中屋敷さんには、化物になってくださいと言われているので、誰も見たことのない双子を自由に無邪気に演じたいと思います。
藤間爽子コメント
この舞台「半神」のお話を頂いた時、驚きと嬉しさで大興奮したのを覚えています。
実は私、お芝居の舞台には一度も立ったことがないんです。しかも野田秀樹さんの作品を中屋敷さんが演出。今回が初舞台の私にとってこんな光栄なことはありません!不安も大きいですが、先輩方に囲まれながら、マリアでいられる贅沢なこの時間を大切にしたいと思います。容姿も、これまで歩んできた道も、正反対な桜井さんと私がどんな双子の姉妹になっていくのか、私自身とても楽しみです。
中屋敷法仁コメント
「わりきれない」ことが全く許されない時代となってしまった。善か悪か、右か左か、敵か味方か。私たちは短絡的な「答え」を他者に強く求めてしまう。しかし本来、人間とは、非常に複雑なわりきれない生き物だったはずだ。強引にわりきろうとするのは無慈悲で、機械的で、残酷な行為だ。わりきれなさにどこまでも苦悩する姿こそ人間らしさではなかったか。わりきれない私たちに必要なものは「答え」ではなく「救い」だ。わりきれなくても生きていてもよいという「許し」だ。「半神」の劇世界を生きる双子の姉妹たちの姿を通して、わりきることのできない私たちのそもそもの在り方を問いたい。無限の螺旋階段をぐるぐると巡り、わりきれない時代にこそ必要な、救いのある解法を探ろうと思う。
舞台「半神」
公演日程
東京公演
日程:2018年7月11日(水)~16日(月・祝)※7月11日はプレビュー公演
会場:天王洲 銀河劇場
大阪公演
日程:2018年7月19日(木)~22日(日)
会場:松下IMPホール
スタッフ
キャスト
シュラ:
マリア:
先生:
母:
ユニコーン:
スフィンクス:
ハーピー:
右子、ガブリエル:
左子、マーメイド:淺場万矢
ゲーリューオーン:とよだ恭兵
父:
老数学者、老ドクター:
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リンク
- 舞台「半神」公式サイト
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松村武 @maturasu
カムカムミニキーナ「蝶つがい」を越えたら次はこれ。まさかあの「半神」に役者として参加することになるとは!高校生の頃に見て人生を方向付けた作品ですから。また乃木坂さんとご縁。https://t.co/E0iJWLZWxq