イベントには住友糸真役の
小瀧は「この映画は登場する全員が、いろんな悩みに真正面からぶつかっています」と本作を紹介。春から新生活を始める人へ向けて「悩みを乗り越えていくのは1人じゃできない。周りの支えのおかげで人間って成長すると思いますし、お互いに支え合ってほしいですね。僕、まだ21歳ですけれども(笑)」とエールを送った。
高杉は「2人ともいいことしか言わないから緊張する」とこぼしながら、人生で1歩踏み出す瞬間について「敬語をやめるときですかね。同級生の方って距離感が難しくって……」と吐露。黒島と小瀧に「同級生の方?(笑)」と同時にツッコまれながらも、高杉は「その壁を越えていかなきゃと思いつつ、タイミングが重要なんですよ」と胸中を明かす。篠原監督は、小瀧と高杉が打ち解けるまでを見ていたそうで「最初は一緒に犬を散歩させるシーンで全然しゃべらなくて、あいつら大丈夫かってなったんだけど。2日後の撮影で望が真宙の肩をぐいって抱いた、あの瞬間に距離が縮まったんじゃないかと思う」と話した。
ここでキャストの3人へのサプライズとして、いくえみからの手紙が到着。スクリーンに1人ひとりへ向けた直筆のメッセージが映し出されると、3人は驚きながらも笑顔で見入る。「札幌の街や山を激走したり、本当に健気にがんばる糸真をありがとうございました」といういくえみの言葉に、黒島は「ゆっくりお話できなかったのですが、こんなに見ていただけていたなんて」と感激した様子。小瀧は、いくえみからの「撮影の合間に1人でクルっと回ってるのを見た」というメッセージを受け、「見られてたと思うと恥ずかしいけどうれしい。無意識にやってました。事務所がジャニーズなんで、すみません(笑)」とさわやかに言い放ち、笑いを誘う。高杉は「まだ撮影前の素の高杉くんがまるきり和央だったので、どびっくりいたしました」という称賛を受け、「僕も“どびっくり”しました。先生にそこまで言っていただけると、がんばらなきゃなって思います」と真摯に述べた。
「プリンシパル」はとある事情を抱え北海道へと引っ越した女子高生・住友糸真と、糸真が転校先の高校で出会った舘林弦と桜井和央との交流を描くラブストーリー。映画は全国の劇場で上映中。
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