岡田は1967年に手塚治虫主宰の月刊マンガ誌・COMで商業誌デビュー。1960年代後半は同誌を中心に活躍し、しばらく休筆した後、1980年代には少女マンガ誌にて復活したが1990年に作家活動を断念した。2005年に逝去してから12年、このたび十三回忌の節目に復刊が行われる。
発売されるのは「ODESSEY 1966~2005 岡田史子作品集 episode 1 ガラス玉 増補新装版」「ODESSEY 1966~2005 岡田史子作品集 episode 2 ピグマリオン 増補新装版」の2冊。いずれも2004年に飛鳥新社から刊行された作品集を底本に、1巻には「みず色の人形」「愛しすぎた男」、2巻には「ブランコ」がそれぞれ新たに収録される。監修は飛鳥新社版と同じく青島広志氏が担当。各巻には約20点のイラストや、岡田のインタビュー、青島氏監修による作品解説などが再録される。なお復刊ドットコムにて全2巻を予約した人には、特典としてポストカードを進呈する。
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- 『ODESSEY 1966~2005 岡田史子作品集 増補新装版 全2巻(岡田史子)』 販売ページ | 絶版・レア本を皆さまの投票で復刻 復刊ドットコム
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竹本健治 @takemootoo
え。「愛しすぎた男」と「ブランコ」は新発掘なのかな。 https://t.co/5MU7yec3Bo