「とびだせ私たちのVR」は、3Dメガネなどを着用せずともリアルな立体映像を体験できる技術「ホログラフィック」を駆使したシアター公演。マヤ、亜弓、桜小路は舞台の初日を3日後に控えていたが、演目さえも決まっていない混乱の渦中にいた。一方、マヤの舞台初日を意地でも観たい速水真澄は、影武者の聖唐人とともに海外で厳しい試練に立ち向かう。
本日7月21日にDMM VR THEATERにて公開ゲネプロが行われ、美内が登壇。DMM VR THEATERにて本公演を初めて観たという美内は「マンガ(「ガラスの仮面」)を読んでくださっている方はわかると思うんですけど、けっこうマンガの中で印象に残るセリフが使われていて。笑える感じでしたよね」と感想を述べ、逆に記者たちを「いかがでした? 面白かった? ぜひ意見や感想を聞きたい」と質問攻めに。また「連載を始めて40年とちょっとなんですけど、まさか40年経って3頭身のキャラクターと記念撮影するとは思わなかった」と笑顔を浮かべた。
続けて「私、元々パロディがけっこう好きで。昔から『ガラスの仮面』ってパロディになりやすくて、いろんな人たちがパロディにしてくれたんですよ。その度に、編集部から『やってよろしいでしょうか……?』って恐る恐る電話がかかってくる。もうね、『全然やってください!』って(笑)」と豪快に言い、「大阪出身で笑うことが大好きなので、そういう素材として選ばれるだけでもうれしいなと思っています」と思いを伝えた。また記者から「自分でDMM VR THEATER公演の脚本を書いてみたいか」という質問が飛ぶと、「『ガラスの仮面』の劇中劇は自分で書いてきましたが、『3ねんDぐみ』のほうは私の才能が及ぶところではないです(笑)」と冗談交じりに辞退。聖唐人について話が及ぶと「影の役として出したのに、『ガラスの仮面』でも意外と人気があるんです。けっこう要望も多いので、もうちょっと出番を増やそうかなと最近思い始めて」と構想を明かした。
そして「この3Dの劇場って、世界でここひとつ。こういう劇場があるってこと自体を知らない人も多いと思うのですが、今公演を観ていていろんな可能性を感じました。もっともっと技術が進んでくれば、バーチャルではあるんだけど別の世界のキャラクターたち、あるいはこの世にいないけどすごく人気があった人、例えばマイケル・ジャクソンや美空ひばりさんにここでコンサートをやってもらうことも夢ではない」と、DMM VR THEATERの展望を語る。最後に3Dのキャラクターたちと写真を撮り、イベントは幕を閉じた。
「3ねんDぐみガラスの仮面~とびだせ私たちのVR(ヴィクトリーロード)~」
公演期間:2017年7月22日(土)~9月3日(日)※公演日程は7月22日~28日、8月7日~10日、14日~16日、21日~24日、9月1日~3日
会場:DMM VR THEATER
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中村涼子 @nakamuraryokoo
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