にわのまことが描く「変身忍者嵐X」1巻、初回版には読切「超人バロム・1」も

コミック乱（リイド社）にて連載されている、石ノ森章太郎原作によるにわのまこと「変身忍者嵐X（カイ）」1巻が、本日4月27日に発売された。

原作にあたる石ノ森の「変身忍者嵐」は、1972年から1973年にかけて週刊少年マガジン、たのしい幼稚園（ともに講談社）、希望の友（潮出版）にて連載された忍者活劇。別の生物の力を使えるようにする「化身忍法」の力を悪用し世界征服を企む血車党と、父の仇である血車党に立ち向かう化身忍者・嵐ハヤテの戦いを描き、連載と同時期に特撮ドラマも制作された。

「変身忍者嵐X」では原作のキャラクターや世界観を踏襲しながらも、にわのの新解釈を加えたオリジナルストーリーを展開。関ヶ原の大戦を目前に控えた1600年、血気盛んに西進する徳川秀忠が謎の怪物に命を狙われたことから物語は動き出す。なお1巻の初回限定版には、にわのが過去に月刊少年ファング（リイド社）にて発表した、さいとう・たかを原作による読み切り「超人バロム・1」がオールカラー10ページで収められている。