テニミュ3rdお披露目会で小越勇輝もエール！攻めの姿勢で新曲も大量

許斐剛「テニスの王子様」を題材とした「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学（せいがく）vs不動峰」のお披露目イベント「テニミュ サポーターズ クラブ プレミアム パーティーvol.9」が、本日12月25日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催された。

3rdシーズンのキャストが初めて観客の前に姿を見せるこのイベント。青学メンバー12名と、不動峰のメンバー7名が一挙にお目見えした。キャスト陣は「ザ・レギュラー」を見事なフォーメーションダンスをしながら歌唱。それぞれがキャラクターがお決まりのセリフを交えてトークしたパートは、手塚国光役の財木琢磨と橘桔平役の青木空夢が「決着は2カ月後に！」と握手を交わすシーンで締めくくられた。

またゲストとして、7代目青学レギュラーのキャストも登場。越前リョーマ役の小越勇輝、大石秀一郎の山本一慶、菊丸英二役の黒羽麻璃央が、新キャストにエールを贈る。小越は「初々しかった。みずみずしかった」と3rdメンバーの感想を語り、自身の初舞台となる2010年の「テニミュ サポーターズクラブ プレミアム パーティー vol.0」を思い返し懐かしむ様子を見せた。さらに、同じく7代目青学レギュラーの手塚国光役・多和田秀弥からのビデオメッセージも。同じ手塚役を演じる財木には「青学の部長として、青学を愛していってください」とコメントし、最後に「アデュー！」とポーズを決め会場の笑いを誘った。

イベント後に行われた製作発表では、ネルケプランニング代表取締役の松田誠氏が3rdシーズンの見どころをアピール。許斐剛による名言「まだ誰も通っていない道は、ないか」を引用し、3rdシーズンではこれまでの公演をそのままなぞるのではなく、攻めの姿勢で挑むことを明かす。そのひとつとして、不動峰公演では新曲が9曲披露される予定だと宣言すると、客席からは大きな歓声が上がった。「減ったらごめん」と断りをいれつつ、作詞を手がける三ツ矢雄二が現時点で7曲は制作済みであることを発表した。

また松田氏が「神様からのメッセージが届いてます」と紹介すると、許斐からのコメント映像がスクリーンに映し出された。うれしいサプライズに客席からは「唯一神！」と叫び声が上がる場面も。許斐は「原作ではキャラクターたちがテニスの試合をして心身ともに成長していく姿を描いています。ミュージカルではその物語と同期してキャスト自身も成長していく。そこがテニミュのいいところではないでしょうか」とテニミュの醍醐味を語った。

最後に司会の堀田勝と高木俊が意気込みを両部長に問うと、手塚役の財木は「少しでも原作の手塚国光に近づけるよう、日々努力していきたいと思います」と、橘役の青木は「青学には負けない不動峰の団結力と不屈の精神で戦い抜きたいと思います」とコメント。そしてリョーマ役の古田一紀は「原作のストーリーとキャラを大切にして、自分たちの魂のこもった熱い公演にしていきたいと思います。ぜひ劇場でテニミュを体験してください」とアピールした。

また3rdシーズンの魅力を問われたネルケプランニング松田社長は「伸びしろです！」ときっぱり。「テニミュは成長していくことを見ていくというとても不思議なショー。ここから伸びていくことが魅力ですので、期待していてください！」と締めくくった。

「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs不動峰」はTOKYO DOME CITY HALLで行われる東京プレビュー公演を皮切りに、大阪、愛知、福岡、仙台の全国5都市と台湾、香港で上演される。チケットの一般販売は2015年1月18日より各種プレイガイドにてスタート。