本作は、2015年に旗揚げ公演「パパ、アイ・ラブユー!」を上演した同ユニットが、1年半の充電期間を経て手がける、レイ・クーニー作の本格コメディ。タクシードライバーのジョンは、2人の女性と結婚して2つの家庭を持ち、仕事の予定をコントロールしながら楽しい重婚生活を送っていた。しかしとあるアクシデントに見舞われたことから、ジョンのスケジュールは狂い始め……。
キャストには山寺、水島のほか、
対する水島は「よく出来た脚本なので、これが面白くなかったら 200%僕らの責任ですが、
ラフィングライブのモットーは観客ファーストですから、必ずお客様に楽しんでいただけると思います」と出来栄えに自信を覗かせる。ゲネプロを終えたばかりの野坂も「ここをもっとこうしたら面白くなる、ということが頭の中にパンパンに入っているので、少しずつ色々なところを修正したいです」とさらなる向上を誓った。公演は12月4日まで。
山寺宏一コメント
今はまだ、期待と不安で不安の方が大きくて、難しさを感じています。
まるで野坂養成所に通っているみたいな、30年前の養成所時代を思い出すような感じで、
自分の力不足を毎日感じながら、とにかく演出家に言われることを必死でやってきました。
これを上手に出来たら、役者としても上手くなれるかな(笑)。
今まだお客様に観ていただいていないので、どんな反応をいただけるかわかりませんが、
とにかくお客様に楽しんでいただく事が一番大切ですから、頑張ります!
水島裕コメント
山ちゃんは不安と言いますが、僕は期待が大きいです!
今ちょうど、ゲネプロが終わったところなんですが、手ごたえがありますし、
自信を持って、すごく面白くなっています、と言っちゃいます!
よく出来た脚本なので、これが面白くなかったら 200%僕らの責任ですが、ラフィングライブのモットーは観客ファーストですから、必ずお客様に楽しんでいただけると思います。
僕たちが、こんな事やったら面白いなあ、と言っていた事が実現して、
素晴らしいキャストとスタッフが集まってくださって、本当に感謝しています。
皆さんそれぞれキャラクターにぴったりで、女性のお二人は衝撃的な衣裳のシーンがあったりしますが、
それもいらっしゃったお客様のお楽しみですし、是非沢山の方に観ていただきたいですね!
演出・野坂実コメント
山寺さんは、ゲネが終わったばかりで少しネガティブになっているようですが(笑)。
僕は今、頭の中が修正でいっぱいです! ここをもっとこうしたら面白くなる、ということが
頭の中にパンパンに入っているので、少しずつ色々なところを修正したいです。
芝居自体は変わらないですけど、お芝居は生き物なので、色んなニュアンスが生まれて、
毎日どんどん深まっていくと良いと思っています。
旗揚げ公演の「パパ、アイ・ラブ・ユー!」も全員で頭を使って、過酷な状況だな、
と思いながら頑張ってきましたが、今回はより緻密で、皆、脳内にいっぱい汗をかいています。
是非、楽しんでください。
高垣彩陽コメント
私がやらせていただくメアリーは、イギリスの淑女、良妻賢母というような保守的な役柄なので、
妻はこうあるべき、という理想が高く、自分が描いているイメージから少しでも外れると許せない、
と思っているタイプだと思います。
2幕の中盤あたりからは、ジョンの嘘が積み重なってぐちゃぐちゃになっていく展開に翻弄されて、
メアリー自身も、予想外の事が起きすぎてどんどんパニックになっていきます。
メアリー本来の性格との落差や、始まってから終わるまでのテンションの幅が大きいので、
すごくパワーが必要だな、という事を感じていますが、頑張ります!
是非、見にいらしてください。
寿美菜子コメント
今回、ラフィングライブの水島さん、山寺さん、野坂さんが推薦してくださって、
バーバラという役で同じステージに立たせていただける事を、本当に幸せに思っています。
このメンバーが集まって、6 回の公演を一緒に演じさせてもらえるのはとても貴重な機会ですし、
アニメ作品でもなかなかない豪華キャストになっていますので、
アニメが好きな方には、そういった楽しみ方もしていただけると思います。
私の演じるバーバラは、洋画に出てくるようなセクシーな大人の女性で、
台本上の設定では私自身と同じ年の役なのですが、旦那さんのジョンが山寺さんなので、
妻としてどう演じられるか、稽古中からずっと考えてきました。
是非、バーバラが必死に怒っているところを観にきてください。そして何より、沢山笑ってください!
岩崎ひろしコメント
ポーターハウスは人のいい役で、高橋広樹さん演じるトラウトンと対照的な役柄なので、
そこが設定として面白いと思います。
トラウトンは最初から疑っていて、ポーターハウスの方は全て信用しているので、
それでまた物語が複雑になっていくわけですが(笑)。
役のテーマとしては、人の良さの部分、どれだけ上手く騙されるか、という事を大切に、
あとはとにかく、皆さんとの絡みでどう遊んでいけるかです。
周りの速いテンポとは違う空気感のある役なので、場を和ませたり、
逆に火に油を注いだりという役割で、お客様を味方に付けられたらと思っています。
高橋広樹コメント
生真面目な厳つい警察官、トラウトン警部役の高橋広樹です。
この舞台は何しろ、始まったら最後、終わるまで皆さんに息をつかせないつもりで、
キャスト全員が待ち構えていますので、ご観劇の際は、酸欠にならないように気をつけて、
劇場へお越しください!
小野賢章コメント
ボビーは、物語の主軸には全く関係ないところで1人でドタバタしている役なので、
「そういえばアイツは何をやっているだろう?」というタイミングで出てきます。
一方その頃……みたいな感覚で楽しんでいただければと思います。
役柄も飛び道具的なポジションなのですが、その中でどうお客様に楽しんでいただくか、
という事を頑張りたいと思います。
ラフィングライブ 第2回公演「Run for Your Wife」
2016年11月30日(水)~12月4日(日)
東京都 Zeppブルーシアター六本木
作:レイ・クーニー
翻訳:小田島雄志 / 小田島恒志
演出:野坂実
キャスト
ジョン・スミス:
メアリー・スミス:
バーバラ・スミス:
ポーターハウス警部:
トラウトン警部:
ボビー・フランクリン:
新聞記者:横田健介
スタンリー・ガードナー:
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