笑顔と涙のぷちぱすぽ☆単独ライブ大成功「次はアストロホールで」

ぷちぱすぽ☆が9月6日に東京・morphにて1stフリーワンマンライブ「アイドルはスポーツだ！」を開催した。

ぷちぱ初のワンマンライブにはフロアを埋め尽くすほどのサポーター（ファン）が集結。まずはメンバーより「私たちはアイドルをオリンピックの正式種目にすべく全力でライブすることを誓います！」という開演宣誓が行われ、代表曲「サムライガール」から元気よくライブはスタートした。

ライブ中盤でメンバーは先輩のPASSPO☆のカバー曲を披露。「ぷちぱスポーツ」はPASSPO☆の「夢パスポート」のカバーながらタイトルと歌詞がぷちぱ用にアレンジされ、歌詞を安斉奈緒美、振り付けを藤本有紀美が担当したことが告げられた。続いてもPASSPO☆の楽曲より「ハレルヤ」「Turn Round」のカバーが届けられサポーターを大いに盛り上げた。歌唱後、藤本理子は姉の有紀美から振りを教わったことに照れつつも「PASSPO☆さんに感謝して歌いました」と感想を述べ拍手に包まれた。

ここでメンバーより新曲を初披露することが告げられる。新曲「大和なでしこJAPAN」はサッカーをテーマにした楽曲で、歌唱中には特徴的な振りをサポーターと一緒に行いフロアのテンションを上げていった。そのままメンバーは人気曲「全力スイマー」「Go Fight! Fly High!」を連続で歌い上げ、最後は「青春ドリーマー」でライブ本編を終えた。メンバーは退場する際にサポーターへ「プレゼントがあります！」と告げ、完成した「全力スイマー」のミュージックビデオを初披露した。

“ぷちぱコール”に迎えられ再びステージに登場したメンバーは、初のワンマンライブの感想を1人ずつ述べていく。最年長の千葉思佳は「デビューして3カ月で単独ライブができるとは思わなかったです。いつも応援してくれるサポーターさんのおかげでCDもリリースすることができて、うれしい気持ちでいっぱいです。私はアイドルとしては歌もダンスもまだまだですけど、これからも一生懸命上を目指していきます！」と宣言。外園愛理は「事務所に入ってすぐにぷちぱすぽ☆に入ることになって不安だったんですけど、今はいろんな人に支えられてステージに立ててることが本当にうれしいです。私はぷちぱすぽ☆のメンバーで本当によかったです。これからもみんなが観てくれるようないいグループになるようにがんばっていきます」と涙ながらに思いを述べた。

すでに号泣状態の八木ひなたは「私はダンスも歌も全然できなくてメンバーにもたくさん迷惑かけてしまったけど、今日こうやって皆さんの前でライブができて本当によかったです。これからもぷちぱすぽ☆をよろしくお願いします」と涙をこらえながらコメント。対していたって冷静な藤本は「今日は本当に楽しかったです。だって私たちにはこんなにたくさんのサポーターさんがいるんですから。これからも皆さんにはついてきてもらいたいです。そして今日が私たちの第一歩です。ここからまた進んでいきます！」と力強く語るも、感極まったのか多少涙ぐんでしまう。最後に山本優菜は「PASSPO☆さんのライブを何度か観たときに幸せな気持ちや笑顔をたくさんもらいました。だから今日のライブもそういうものにしたかったんです。今日は皆さんに笑顔を届けられたと思うからいいライブだったと思います」と泣きながら感謝の言葉を伝え、全員で再び「サムライガール」を熱唱した。

エンディングでは千葉から「今日はフリーワンマンライブということでしたが、今度はPASSPO☆さんが初めてワンマンライブをした原宿アストロホールを目指していきます。それまでサポーターさん、ついてきてください！」と目標が告げられ、ぷちぱすぽ☆初のワンマンライブは会場全体が笑顔に包まれて幕を閉じた。