映画ナタリー Power Push - 「X-ミッション」

世界トップアスリートが生身で挑む狂気の極限アクション

2月20日より公開される「X-ミッション」。エクストリームスポーツを駆使する謎の犯罪集団に潜入した若きFBI捜査官ユタの世界を股にかけた戦いを、壮大なスケールで描くサスペンスアクションだ。

全身にアドレナリンがほとばしる、爽快感あふれる未体験映像の数々。世界トップアスリートがスタントを務め、生身の肉体で危険を顧みず繰り広げる狂気の極限アクションが話題の本作を、映画ナタリーでは全3回にわたって特集。第1弾となる今回は、「るろうに剣心」シリーズのアクション監督として知られる谷垣健治に、本作の度肝を抜くスタントシーンについて解説してもらった。

取材・文 / 岡大、平野彰

正義を取るか、友情を取るか「X-ミッション」人物相関図

世界4大陸11カ国を股にかけるロケーションを敢行し、「ワイルド・スピード」の撮影監督エリクソン・コアが世界のトップアスリートたちを集結させたサスペンスアクション、「X-ミッション」。本作では、若きFBI捜査官ジョニー・ユタが、エクストリームスポーツを駆使する謎の犯罪集団に単身潜入し、使命と友情の間で引き裂かれるさまが描かれる。正体を隠しながら、ユタは決定的な証拠を掴めるのか。そして犯罪集団を率いるカリスマ、ボーディの真の目的とは?

ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)
ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)
エクストリームスポーツのアスリートだった過去を持つFBI捜査官。ボーディ率いる犯罪集団に潜入して捜査を開始する。ボーディとともにミッションをクリアし友情を深めていく中、正義感と絆の間で揺れ動く。
ボーディ(エドガー・ラミレス)
ボーディ(エドガー・ラミレス)
超一流アスリートで構成されたエクストリームスポーツ犯罪集団を束ねる、カリスマ的存在。ユタの勇気と才能を認めチームに引き入れる。己の信念のため、次第に犯行をエスカレートさせていく。
サムサラ(テリーサ・パーマー)
サムサラ(テリーサ・パーマー)
ボーディが率いるチームの紅一点。ユタと出会い、愛し合うようになる。
ホール教官(デルロイ・リンドー)
ホール教官(デルロイ・リンドー)
潜入捜査の指揮を執る、FBIのエリート捜査官。まだ駆け出しであるユタの能力と直感を信じ、アドバイスをする。
パパス(レイ・ウィンストン)
パパス(レイ・ウィンストン)
世界各国でユタの潜入捜査をサポートする、現地コンタクト。捜査開始当初は信用していなかったユタを、次第に認めていく。
Contents Index
第1回 キャラクター紹介&相関図 谷垣健治が語る「X-ミッション」
第2回 佐野岳が語る「X-ミッション」
第3回 Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)が語る「X-ミッション」

「X-ミッション」2016年2月20日より2D&3Dで公開

「X-ミッション」

若きFBI捜査官ジョニー・ユタに下されたミッションは、超一流アスリートの犯罪集団への潜入捜査。エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディが率いるこの集団は、その天才的なスポーツスキルを駆使し、前代未聞の方法で次々と犯罪に手を染めているというのだ。自らも元アスリートであるユタは、ボーディに度胸と才能を認められ、チームに招き入れられる。命を危険に晒しながらともに行動するうちに、ボーディとの友情と捜査官としての正義に引き裂かれるユタ。果たして、決定的な証拠を掴み、彼らを捕えることができるのか? そして明かされる、彼らの本当の目的とは──!?

※映倫区分:PG12

スタッフ

監督・撮影:エリクソン・コア
脚本・製作:カート・ウィマー
音楽:トム・ホーケンバーグ

キャスト

ボーディ:エドガー・ラミレス
ジョニー・ユタ:ルーク・ブレイシー
サムサラ:テリーサ・パーマー
ホール教官:デルロイ・リンドー
パパス:レイ・ウィンストン

イメージソング

MAN WITH A MISSION「Give it Away」(ソニー・ミュージックレコーズ)


2016年2月19日更新