ベルリン映画祭で銀熊賞受賞「わたしは、幸福」公開、アフリカの愛とリアル描く

第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞審査員グランプリに輝いた「Felicite」が、「わたしは、幸福（フェリシテ）」の邦題で12月16日に公開される。

コンゴ民主共和国の首都キンシャサを舞台にした本作は、バーで歌いながら暮らすシングルマザー・フェリシテを主人公とする作品。息子の交通事故により絶望に陥ったフェリシテを通し、アフリカの愛とリアルを描き出す。セネガル系フランス人のアラン・ゴミスが監督を務めた。

日本版のメインビジュアルには、ヴェロ・ツァンダ・ベヤが演じたフェリシテの姿が切り取られている。このビジュアルは「ムーンライト」の日本版ポスターを手がけたアートディレクター・石井勇一がデザインした。

「わたしは、幸福」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にてロードショー。なお11月上旬にゴミスが来日することも決定している。