上戸彩＆斎藤工が伊ウーディネ映画祭に出席、「昼顔」への反応に手応え

映画「昼顔」がイタリア現地時間4月24日に第19回ウーディネ・ファーイースト映画祭で上映され、上戸彩と斎藤工、監督の西谷弘が出席した。

上戸は「この作品で描かれる禁断の愛が、皆さんの心に深く刻まれたらうれしいです。イタリアと日本とは文化が違うので、この道ならぬ恋の物語がどう受け止められるのか楽しみです」とコメント。斎藤は飛行機の中で覚えたイタリア語での長い挨拶を披露したあと、「この作品は道ならぬ恋とはいえ、普遍的な『愛』を描いた作品です。観終わったあとに、全世界共通言語ともいえるその『愛』を感じられると思います」とアピールした。

映画本編の終了後には、エンドロールが終わるまで5分以上のスタンディングオベーションが起こった。上戸は囲み取材にて「意外なシーンで笑いがあったり、リアクションが大きくて新鮮でした。ただ、感じてほしい部分は国境を越えてイタリアの方々にも届いていたのかなと思います」と自信を見せ、斎藤は「お客さんと一緒に観ている中で、話の展開とともに会場全体の空気が変化していくのを肌で感じました」と話した。

本作は、上戸演じる主婦・紗和と斎藤扮する高校教師・北野の不倫関係を描いた連続ドラマ「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」の3年後を舞台とする物語。6月10日より全国で公開される。