「モヒカン故郷に帰る」も上映、第11回大阪アジアン映画祭が3月4日より開催

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3月4日から13日にかけて大阪・梅田ブルク7、ABCホールほかで、第11回大阪アジアン映画祭が開催される。

第11回大阪アジアン映画祭 (c)OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL, All Rights Reserved.

第11回大阪アジアン映画祭 (c)OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL, All Rights Reserved.

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優れたアジア映画を鑑賞する機会を設け、アジアの文化や芸術などを大阪から世界に発信することを目的にした同映画祭。世界初公開を含む全55作品が、アジア17の国と地域から集められ上映される。

「湾生回家」 (c)Tanazawa Publish Co., Ltd.

「湾生回家」 (c)Tanazawa Publish Co., Ltd.[拡大]

オープニング作品は台湾発のドキュメンタリー「湾生回家」。日本統治時代の台湾に生まれ育ち、戦後に日本へ強制送還された“湾生”と呼ばれる日本人たちが、台湾へ里帰りする様子を映し出す。クロージング作品は、松田龍平主演の「モヒカン故郷に帰る」。恋人の妊娠を機に、広島へ帰郷したモヒカン頭のバンドマンと、彼の家族が繰り広げる悲喜こもごもを描いたホームドラマだ。4日の「湾生回家」の上映では監督のホァン・ミンチェンと出演者が、13日の「モヒカン故郷に帰る」には監督の沖田修一がそれぞれ登壇する。

「モヒカン故郷に帰る」 (c)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会

「モヒカン故郷に帰る」 (c)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会[拡大]

コンペティション部門11作品、特別招待作品部門9作品の上映のほか、「ニューアクション! サウスイースト」と銘打ち、アクションをキーワードに東南アジアで製作された作品と、ベトナム発の作品を集めた小特集も。さらに日本の斬新で挑戦的なインディペンデント作品に焦点を当てたインディ・フォーラム部門14作品にも注目だ。そのほか、アジア映画界に貢献した映画人に贈られる「オーサカ Asia スター★アワード」を受賞した永瀬正敏のトークイベント、国内外の映画関係者や識者を迎えたシンポジウムも行われる。

チケットはチケットぴあ、セブン-イレブン、サークルK・サンクスにて発売中。会場や作品によって料金が異なるため、詳細は公式サイトにて確認しよう。

第11回大阪アジアン映画祭

2016年3月4日(金)~13日(日)大阪府 梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、第七藝術劇場ほか
<上映作品>
「湾生回家」監督:ホァン・ミンチェン
「モヒカン故郷に帰る」監督:沖田修一
「3688」監督:ロイストン・タン
「香港はもう明日」監督:エミリー・ティン
「そんな風に私を見ないで」監督:ウィゼマ・ボルヒュ
「フリーランス」監督:ナワポン・タムロンラタナリット
「ご飯だ!」監督:チャップマン・トー
「欠けてる一族」監督:ジャン・フォンホン
「豚のような女」監督:チャン・ムニル
「眠らない」監督:プライム・クルズ
つむぐもの」監督:犬童一利
「王家欣 ウォン・カーヤン」監督:ベニー・ラウ
「ないでしょ、永遠」監督:ダン・ヴィリエガス
断食芸人」監督:足立正生
「暗殺(原題)」監督:チェ・ドンフン
「アトミック・ハート」監督:アリ・アフマドザーデ
「師父」監督:シュー・ハオフェン
「モヒカン故郷に帰る」監督:沖田修一(クロージング作品)
「私の少女時代 -Our Times-」監督:フランキー・チェン
「私たちが飛べる日」監督:アダム・ウォン
花、香る歌」監督:イ・ジョンピル
「いばらきの夏」監督:チョン・ソンホ ほか

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