遠藤ミチロウのドキュメンタリー、予告編にライブ映像や故郷・福島と向き合う姿も

遠藤ミチロウの監督作「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」の予告編がYouTubeにて公開された。

本作は、2010年に60歳を迎えた遠藤の還暦の旅を巡るドキュメンタリー。彼が率いるパンクバンド、ザ・スターリンの復活、還暦ソロツアー、「プロジェクトFUKUSHIMA!」の立ち上げといった2011年の活動を追ったもので、映画のタイトルは遠藤の同名代表曲から取られたものだ。

客席へ向けて豚の臓物を投げるなどの過激なライブパフォーマンス映像で始まる予告編の中には、遠藤が「人と一緒にやるの嫌いなんですよ、1人が好きなんですよ」と本音をこぼす姿も。さらに3月11日の東日本大震災を受け、ライブのMCで「僕の田舎は福島の二本松というところで、ちょうど原発から40、50kmのところにあるんです」と故郷と向き合う様子や、還暦を迎えた心境を「うれしくないんですけどね、還暦になったからって。また1歩死に近づいたなという感じですけど」と語る場面も収められている。

さらにこのたび、本作の公開日が2016年1月23日に決定。東京・新宿K’s cinemaほかにて順次公開される。