乃木坂46伊藤万理華、「アイズ」で“人間パワースポット”と触れ合い飛躍願う

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本日6月6日、東京・イオンシネマ板橋にて「アイズ」の初日舞台挨拶が行われ、乃木坂46伊藤万理華おぞねせいこ山田太一中川慶二、原作者の鈴木光司、監督の福田陽平が登壇した。

「アイズ」初日舞台挨拶の様子。

「アイズ」初日舞台挨拶の様子。

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「アイズ」初日舞台挨拶に登壇した乃木坂46の伊藤万理華。

「アイズ」初日舞台挨拶に登壇した乃木坂46の伊藤万理華。[拡大]

「リング」「貞子3D」の原作者、鈴木の小説をもとにした「アイズ」は、伊藤が映画初主演を果たしたホラー作品。キャストらが撮影を振り返る中で、主人公の母親役を務めたおぞねは「長い長い撮影を終えて、万理華ちゃんの成長も見れて……」と感無量の様子で、伊藤も「お母さん……」と声を震わせる。しかしそれを見ていた父親役の山田が「お父さんって言ってくれないの!?」と僻むと、伊藤はあわてて「あっお父さん……」と付け加え、会場では笑いが起こる。

伊藤は共演者である夢みるアドレセンスの山田朱莉と一緒に完成作品を鑑賞したとのこと。「自分が大きなスクリーンに映っていることにびっくりしました」と恥じらいつつ、「お父さんの部屋のシーンで山田朱莉ちゃんが本当にびっくりしてくれたので、『やった! びっくりしてる!』と思った」とうれしそうな表情を見せた。

「最初は、万理華ちゃんと、恥ずかしくてしゃべれませんでした」と話す中川慶二と、見守るおぞねせいこ、伊藤万理華。

「最初は、万理華ちゃんと、恥ずかしくてしゃべれませんでした」と話す中川慶二と、見守るおぞねせいこ、伊藤万理華。[拡大]

鈴木は「実はこの『アイズ』、実際にあった話をもとにしてるんです」とおどろおどろしく語りはじめる。しかし「うちのマンションで娘たちが、表札に“f”という文字が書かれていたのを見つけて……」というところで話が途切れ、山田が「それだけですか!?」とツッコむと会場は爆笑に包まれた。

その後、鈴木は「リング」を書くきっかけとなった友人とのエピソードや、その友人が後に国会議員になったという事実を披露し、「僕は“人間パワースポット”と言われているんですよ。だから僕と関わった人には必ずいいことがある」と伊藤を見つめる。そして「これをきっかけに羽ばたいてください!」とエールを送った。

鈴木光司の話におそるおそる耳を傾ける伊藤万理華。

鈴木光司の話におそるおそる耳を傾ける伊藤万理華。[拡大]

イベントの終盤で伊藤が乃木坂46というグループを代表して映画に主演するプレッシャーについて明かすと、山田は「僕は最初こそ乃木坂の人として伊藤さんに会ったけど、それ以降は一切アイドルとして見てません。“女優、伊藤万理華”だと思っていました」と力強い言葉を贈り、伊藤も笑顔に。

「これからもっとお芝居をやりたいと思えました。そして乃木坂46を代表できるような存在にもなりたいです」と意気込みを語った伊藤。最後に「この作品、20回観てください!」とお願いした前回の舞台挨拶同様、「100回とは言わず……うん、20回観てください!」と元気にイベントを締めくくった。

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