森山未來、帰国後初の映像作品は“オール関西”のエンタテインメントドラマ

直木賞作家、黒川博行の小説「煙霞（えんか）」が「煙霞 -Gold Rush-」のタイトルでWOWOWによってドラマ化される。

本作は、私立学校による乱脈経営の実態を背景に、登場人物たちが巨額の金塊を奪い合うアクションサスペンス。2013年から1年間、文化交流使としてイスラエルのダンスカンパニーに所属していた森山未來が主人公の美術講師に扮する。帰国後初めてとなる映像作品への出演について、「1年間ずっと舞台をやってきて映像からは離れていましたが、海外で才能あふれる人や魅力的な人たちとご一緒できたのは至福の時間でしたし、『ガッツリぶつかる』っていうのはどこにいても一緒ですね」と語った。

一方ヒロインの音楽教師を演じるのは、数多くの舞台や連続テレビ小説「ごちそうさん」などで人気を高めている高畑充希。森山の印象を「共通の知人がいてその方からよく森山さんのお話を聞いていたので、いつかどこかでご一緒できたらな、と思っていました。舞台で機会があるのかなと思っていたのですが、まさかドラマで1対1でガッツリ向き合わせていただけるとは。もう、楽しみでたまりません」と話し、共演への期待のほどをのぞかせる。

また兵庫県出身の森山と大阪府出身の高畑だけでなく、桂文珍や木村祐一ら脇を固める共演陣、監督の小林聖太郎と脚本の江頭美智留も関西出身であり、“オール関西”の布陣で臨んでいるのも本作の特色だ。

連続ドラマW「煙霞 -Gold Rush-」は7月放送予定。