原作の大ファンで、TVアニメ「ガラスの仮面ですが」シリーズで脚本家としてもデビューした春名。トークショーには彼女のほか、監督を務めた谷東、原作「ガラスの仮面」の担当編集者である中島英貴氏が出演した。中島氏は白のスーツに紫のネクタイという出で立ちで登場し「速水真澄社長の代理で来た」と述べ、会場の笑いを誘った。
この日のために質問メモまで作ってきたという春名は、2人に素朴ながらも鋭い問いを連発。「50巻まだですか!」と問い詰められた中島氏は、「お待たせして申し訳ありません」と平謝りしてしまう。それでも「カバーイラストは先日いただいた」と明かし、発売に向けて着々と進行していることをアピールした。
またイベントではTVアニメ版の中から、3人がそれぞれ選んだお気に入りエピソードを上映するコーナーも。春名がセレクトしたのは自らが脚本を務めた「千のアカウントを持つ少女」。マヤが1000個のSNSアカウントを持つというストーリーについて、春名は「『千の仮面』を持っているのに1000役を演じないのはもったいなく感じたので、Twitterで演じればいいと思った」と制作秘話を語った。
映画「ガラスの仮面ですが THE MOVIE 女スパイの恋! 紫のバラは危険な香り!?」は全国のユナイテッド・シネマにて公開中。アニメーション制作は「秘密結社 鷹の爪」などで知られるDLEが務め、BS12ch TwellVではTVアニメ版も放映されている。
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