森山は「声だけでの出演なので、自分が出てるんだけど出てないような、初めての経験でした」と挨拶。一方星野は、客席に自身が担当した映画主題歌「ギャグ」のCDを持っている人を見つけ、「偉いな君は!」とご満悦の様子だった。また「このあと打ち上げがあるんですけど、打ち上げに100人来るらしいんですよ」という森山の発言に、「俺、190人って聞いたよ」と星野が切り返す。「アフレコはあの狭い空間で、2人きりでやっていたのに、その後ろにそれだけの人がいたんですね」と、森山は感慨深げな様子。星野は「そんな人たちへのリスペクトを込めて『ギャグ』を作りました」と主題歌制作の背景についても触れた。
森山は好きなシーンとして、「ギャグ」が流れるエンドロールをピックアップ。それには星野も「高尾監督の演出で好きなところは、静止画で物語を見せてくれるところ。ほかの高尾作品も、エンドロールがすごく際立っている」と同意してみせた。またヤクザの竜二役を演じた立木文彦との共演について、(立木が演じている「銀魂」の)マダオ(まるでダメなおっさん)が好きだという星野は、「『隣にマダオがいるよ!』って思いながら収録しました」とうれしそうに語った。
2人からは「またやりたい」「深夜くらいでやれないかな」と続編に期待を寄せるコメントも飛び出す。森山は「俺は『エキゾチック・ジャパン!』をもっと進化させていきたい」と意気込みを語ると、星野は「だんだん映画の後半になると『ジャペン!』って言ってるもんね」と切り返し、会場の笑いを誘った。
ここで中村光が描き下ろした森山未來と星野源の似顔絵が登場。これには2人も「すげー!」「これ2枚あります!?」と喜びをあらわにし、「スタイルいいな(森山)」「かっこよくなってる、俺(星野)」と思い思いに感想を述べる。興奮のあまり客席に背を向け、マイクを使わず2人で話しはじめてしまう場面も見られた。
映画「聖☆おにいさん」はTOHOシネマズ六本木ほかにて、全国で公開中。監督は高雄統子、脚本は根津理香、アニメーション制作はA-1 Picturesが手がけ、音楽はムーンライダーズの鈴木慶一と白井良明が担当している。なおコミックナタリーでは、中村光や森山未來、星野源が見どころを紹介する特集記事も掲出中だ。
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