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さくらももこ「永沢君」ドラマ化、劇団ひとりが玉ねぎ頭に

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さくらももこ「永沢君」の実写ドラマ化が決定した。4月1日よりTBSにて放送スタートする。

「永沢君」は、「ちびまる子ちゃん」に登場する玉ねぎ頭の毒舌キャラ・永沢君とその周辺の人たちの中学時代を描いたもの。1993年から1995年まで、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載されていた。ドラマでは、主人公の永沢君を劇団ひとりが、永沢君の親友・藤木君をはんにゃ金田が、小杉君役を森三中・大島が、花輪君役をウエンツ瑛士が、野口さん役をハリセンボン・はるかが、城ヶ崎さん役を皆藤愛子が演じる。

昨日3月14日、神奈川県内のスタジオにて本作の記者会見が行われ、劇団ひとりら5名のキャストが顔を揃えた。ひとりは「ちびまる子ちゃんは僕が子供の頃から放送されていた国民的なアニメ。人気のあるサブキャラクターをやらせていただくのは光栄」と挨拶。その一方、自らが永沢君になりきったユニークな姿をしていることもあり「記者会見の雰囲気がドッキリみたいで怪しいなと疑心暗鬼になった(笑)」と疑ってみせ、取材陣の笑いを誘った。

役作りについて、ひとりは「アニメでの永沢君のキャラクターには独特な喋り方がある。撮影では『自分なりの感じでやってます』という雰囲気を見せてるんですけど、実際はモノマネに挫折しただけです(笑)」と告白。また永沢君瓜二つとなった自身の姿に関しては「特殊メイクさんに顔の型を取ってもらってサイズはピッタリ。原作のイメージに近づける。いい塩梅で作っていただいた」とその変身ぶりに満足げな様子だった。

永沢君の親友・藤木君を演じるのは「小さい頃から藤木君に似てるねと言われていた」というはんにゃ金田。ひとりから「唇が紫色になっているのは、メイクさんがやったの? 自分発信?」と尋ねられた金田は「自分発信です」と答えると、ひとりに「自分が面白いと思ってやったんだ!」と強調され、恥ずかしがっていた。

小杉君役は、性別の異なる森三中・大島が演じることに。さくらももこの大ファンを自認する大島は「小杉君という中学生の太った男の子を、まさか33歳の後厄でやるとは。これが女優生命の分岐点となると思う(笑)」と大仰に語ったほか、男の子役を演じるにあたって「メイク室に入って2分で出てきました(笑)」と、ほぼ素のままであることを明かした。

会見には、花輪君役のウエンツ瑛士、城ヶ崎さん役の皆藤愛子も出席。また野口さん役をハリセンボン・はるかが演じるのも見どころだ。撮影はすでにスタートしており、ひとりが「なかなかカットをかけない監督なので、台本が終わった後にも適当にお芝居をする。それを本編で使うのか使わないのか? そして使わないとしたら何のためにやってるのか?(笑)」とさっそく抱いた疑問を提示。これには金田が「基本的にゆるい番組。カチカチに決まってないところを見ていただきたい」と補足した。

番組は毎週月曜から木曜まで放送される5分間のミニ枠。ドラマ自体は毎回1分間の内容となる。さくらももこは脚本に加わるほか、松雪陽が歌う主題歌「ふっとうしようぜ!」の作詞も務める。演出家には、堤幸彦、木村ひさしらの名前も。そのほか放送内で流されるCMが、そのCMの前後にイジられまくる、という挑戦的な企画も予定されているという。ひとりは会見の最後に「本業は役者じゃないので、芸人にしかできない、ちょっとクセのあるコメディタッチのドラマができたら」と意気込みを披露してみせた。

永沢君

TBS 2013年4月1日(月)スタート
毎週月曜~木曜 23:53 ~ 23:58

キャスト

永沢君:劇団ひとり
藤木君:はんにゃ金田
小杉君:森三中・大島
花輪君:ウエンツ瑛士
野口さん:ハリセンボン・はるか
城ヶ崎:皆藤愛子

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