緑の中でドラえもんに会える藤子ミュージアム、2011年開館

川崎市の向ヶ丘遊園跡地にオープンする「川崎市 藤子・Ｆ・不二雄ミュージアム」の概要が発表された。2011年9月3日の開館に向けて、4月に着工される。

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は、多くの名作を生み出したマンガ家藤子・F・不二雄の作品世界やメッセージを伝えていく文化施設。藤子夫人の「作品を応援してくれた子どもたちに恩返しをしたい」という想いから計画された。川崎市は藤子が長年居を構えた、とても縁の深い地域だ。

ミュージアムでは5万点の中から厳選された貴重な原画や、ベレー帽やパイプなど藤子が愛用した品々を展示する。また藤子の机を完全に再現した「先生の部屋」も登場。作品にちなんだメニューが楽しめるカフェ、ミュージアムショップも設けられる。

さらに緑が広がる中でキャラクターと触れ合い、記念写真が撮れる屋上広場も。キッズスペースや親子でマンガを読めるライブラリーなども設けられ、子供から大人まで楽しめる施設になりそうだ。入場は1日4回の予約制で、入場料は大人1000円、中高生700円、子供500円を予定している。