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ルウム編は2017年秋!「ガンダム THE ORIGIN」イベントで安彦良和が明かす

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安彦良和が総監督を務めるアニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」のプレミア上映会が、本日11月5日に東京オペラシティコンサートホールで開催された。

イベントではシャア・アズナブル役の池田秀一、ララァ・スン役の早見沙織、キシリア・ザビ役の渡辺明乃、ランバ・ラル役の喜山茂雄、セイラ・マス役の潘めぐみによる朗読劇の後、本編が上映された。

上映後、総監督の安彦とキャスト5名が登壇。4話にわたってシャアの過去が描かれたこと、それを演じたことの感想を聞かれた池田は、「久しぶりにプレッシャーを感じてました。シャアのセリフではないけど、『私にはプレッシャーをかけるとは何者なんだ?』と。それが『THE ORIGIN』だった。今は正直ホッとしているかなという感じです」と述べた。

今作ではシャア、ランバ・ラル、黒い三連星のガイア、オルテガ、マッシュがチームを組む場面があるということで、喜山は「台本を読んで『今回は三連星と一緒か、じゃあこうやろうかな』というプランがあったんですけど、やってみたらあのヤクザ3人(ガイア役の一条和矢、マッシュ役の土屋トシヒデ、オルテガ役の松田健一郎)に引っ張られましたね(笑)。完全にNGが出て『あなたは軍人でいてください』って注意されました」と裏話を明かす。さらに「昨日11月4日はアムロの誕生日だったらしいんですよ。それで今日11月5日は何の日か調べたら、(自分が演じる)ランバ・ラルの命日だって書いてあって(笑)。ここに来る前にテンションだだ下がりですよ!」と叫び、会場からは笑いと拍手が巻き起こった。

セイラ役の潘は今作では出番がなかったが、そのことで初めて「THE ORIGIN」を客観的に観られたという。「普段の私たちからは遠い世界のお話という気がしてたんですけど、デギンだったりテムさんだったりが、お父さんらしい一面を出していたり、ララァにも家族がいることがわかったり、みんな人の子なんだなと思いました。戦ってる人はこの世のものじゃないような気がどこかでしていたけど、アルテイシアも、キャスバルも人の子なんだなとあらためて気付けました」と感想を述べた。

続いてコメントを求められた安彦は「4話まで作ったことを会社に評価していただき、続いてルウム編も作らせていただけることになってます。シャア・セイラ編とルウム編が終わって、初めてファーストガンダムの過去を語り終えることになりますのでお楽しみに」と今後について語った。

ここで主題歌「宇宙(そら)の彼方で」を歌う森口博子がステージに登場。レコーディングに安彦が同席したことを明かし、「この曲は難しかったんですけど、歌い終わったときに安彦監督が『さすがアナログ時代から歌ってきた人の底力を感じるね』とおっしゃっていただけました(笑)」とうれしそうに語った。続けて森口は「宇宙の彼方で」のほか、シャアとララァのことを歌ったカップリング曲「Day by Day…きっと」の2曲をライブで披露し、ファンからの喝采を浴びた。

最後にあらためて安彦が総括と今後の展望についてコメントを求められると、「ルウム編は現在製作に入っております。今日のプレミア上映にはなかったんですけど、全国15館での上映にはルウム編の予告編がばっちりついております。そしてルウム編は2017年秋公開です。今が2016年の秋だからちょっと間が空きますけど、間が空くということは『がんばれよ』ということでもあると思うので、高いレベルで作ろうとがんばってるところです。どうぞお楽しみに」と語り、イベントは一旦終了。

出演者が引き上げようとすると、ここで司会者が森口だけを引き止め、「長くガンダムを愛する皆さんは、森口さんの、懐かしいガンダムのあの歌を聞きたいと思ってるのでは?」と煽る。これを受けた森口は劇場アニメ「機動戦士ガンダムF91」の主題歌「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を歌い、会場を盛り上げた。

シャアとララァの出会いが描かれる「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」は、11月19日より全国15カ所の劇場でイベント上映される。

※記事初出時、キャスト名に誤記がありました。お詫びして訂正いたします。

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