「Amazonプライム・ビデオ presents テレビアニメ25周年記念『クレヨンしんちゃん』ショー」と題されたイベントが、去る8月3日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催。野原しんのすけ役の
イベントは
2000年に前声優の塩沢兼人が逝去してからは、アニメには台詞なしで登場していたぶりぶりざえもん。2016年5月13日放送回から声を当て、塩沢の所属事務所・青二プロダクションの後輩である神谷は「最初は緊張しましたよ。役が決まったときはとってもうれしかったけど、16年間しゃべってこなかったキャラクターなので、責任重大だなと思いましたね」と述懐。また出演に対しての反響を聞かれると「かつてないぐらいいろんな方に声をかけていただきました」と説明する。矢島に「『神谷くん、ブタ役なんてやめて!』とか言われなかった?」と冗談交じりに問いかけられると、「ないです。名誉なことですからね」と笑顔で答えていた。
ぶりぶりざえもん役を神谷が務めることを、アフレコ直前に知ったという矢島。「あんなカッコいい声を出している人にできるの?と思っていた」と振り返りながらも、「現場で声を聞いたら、初代と全然変わらないぶりぶりざえもんがそこにいた」と神谷の演技を絶賛する。続けて矢島が「でもこれから、神谷節のぶりぶりざえもんが出てくる」期待を寄せると、神谷は「うれしいし、いろんな感情がこみ上げてきて泣きそう」と感無量な様子を見せた。神谷は「大好きな事務所の先輩(塩沢)が初代を演じられていたので、そのスピリットが自分の中に宿ればと思ってアフレコに臨みました。自分なりのぶりぶりざえもんを演じていけるようがんばりたい」と意気込みを語った。
観客からの質問コーナーでは「アフレコのときに一番大切にしていること」を問われ、神谷が「(矢島に)聞いてみたい」と声を弾ませる。アフレコによく遅刻するという矢島は「『遅刻しないように心がけるべきなのに、この女は』って思ってるの?」と聞き返し、「うーん……ちょっと思ってる」と本音を漏らした神谷と笑い合った。また同じ質問に対して、神谷が「遅刻をしないことです」と答えてみせると、会場からは笑いが巻き起こった。
なおオリジナルアニメでは、テレビアニメのオープニング曲として1993年から1995年にかけて使用された「オラはにんきもの」のリアレンジバージョンがテーマ曲として使用されている。イベントにはリアレンジを担当した、前山田健一(
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