「ゴッドハンド輝」原画展が鹿児島にて開催、会場は元病院の洋館

山本航暉「ゴッドハンド輝」の原画展が、4月24日から5月5日まで鹿児島志布志市の旧東郷医院にて開催される。

この原画展は、4月29日に行われる「志布志お釈迦まつり」の関連イベント「歴史＆アート展」の一環として実施されるもの。会場の旧東郷医院は、鹿児島で2番目に古い洋館として知られている。志布志市在住で、地方創生に関わる「一般社団法人こころざし・ふるさと再生委員会」の理事も務める山本は、元病院にて行われる医療マンガの原画展に「意義あることで大変光栄。大隅半島でプロの漫画家の原画展はおそらく初となるので、ぜひたくさんの人に見て欲しい」とコメントした。

会場には「ゴッドハンド輝」の原画が並び、一周すると物語を読める仕組みになっている。そのほか複製カラー原稿や、プロット、ネーム、下描きなど、原稿が完成するまでの資料も展示。さらに会場の入り口には、輝たちと一緒に写真が撮れる顔出しパネルも設置される。また同会場では、構成を山本が担当した紙芝居「お釈迦様と甘茶」の原画展示も。

「ゴッドハンド輝」は、週刊少年マガジン（講談社）にて2001年から2011年まで連載されていた医療マンガ。ゴッドハンドと呼ばれる父を持つ外科医・真東輝の成長を描いており、2009年にはドラマ化もされた。