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映画「アイアムアヒーロー」花沢健吾「これだけ納得できる作品はなかなかない」

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映画「アイアムアヒーロー」完成報告会見の様子。(左から)佐藤信介監督、大泉洋、有村架純、花沢健吾。

映画「アイアムアヒーロー」完成報告会見の様子。(左から)佐藤信介監督、大泉洋、有村架純、花沢健吾。

花沢健吾原作による実写映画「アイアムアヒーロー」の完成報告会見が、本日3月21日に東京・ANAインターコンチネンタルホテル東京にて実施。花沢に加え、主人公の鈴木英雄を演じる大泉洋、早狩比呂美役の有村架純、監督の佐藤信介、エグゼクティブプロデューサーの山内章弘が登壇した。

はじめに花沢は「原作者としてこれだけ納得できる作品はなかなかないんじゃないかと思うくらい、すごい作品になっているのでぜひ観てください」と挨拶。佐藤は監督のオファーを受けた際に「僕自身も『本当ですか?』という感じで、ものすごくうれしくて。どういうふうに作っていくかということをすぐに考え始めました」と振り返りながら、「『ここは妥協したね』というようなことがないように、日本映画にできる限りのことをやって観る方を驚かせたいなと思っていました」と意気込みを語る。花沢は「単行本の売り上げも上がるかもしれないし……という邪な気持ちもありつつ(笑)、やるからにはとにかく面白くなってほしいと思ってまして。そのために、『自由にやってください』ということをお伝えしました」と原作者としての思いを口にした。

同作はシッチェス・カタロニア国際映画祭で観客賞と最優秀特殊効果賞、ポルト国際映画祭で観客賞とオリエンタルエクスプレス特別賞、そしてSXSW映画祭のミッドナイターズ部門でも観客賞を受賞。大泉は舞台挨拶に登壇したポルト国際映画祭での上映について「本当にすごかったですね。こんなに盛り上がって観るんだな、と驚きました。みんな爆笑しながら映画を観ていて、こういう作品に慣れてらっしゃるなと。まるでスポーツのパブリックビューイングみたいなんですよ」と会場での様子を伝える。

そんな観客の反応について、花沢は「熱狂的に迫ってくる感じがちょっと怖いくらい」と例え、笑いを誘いつつも「熱量を感じさせてもらって作品の力を実感しました」と述懐。佐藤監督は「シナリオを作ったり演出をするときに、ちょっとドキッとするようなシーンでも、クスっと笑ってもらえたらいいなとか、ユーモアがあったらいいなと考えながら撮っていた」ことを明かす。「(そんなシーンが)ちゃんとド正面で観客に刺さっているところを楽しいなと思いながら見ていました」とコメントした。

また同作はブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭にも出品が決定。大泉は「ぜひ(賞を)獲りたいですね。まあ最終的にはアカデミー賞まで行きたいですけどね」と野望を語ると、司会から「それはもしかしてアメリカのアカデミー賞?」と問われ、迷わず肯定。「目標は高く持ったほうがいいと思います……」と言う有村に、大泉は「バカにしてる?」と聞き、「してないですよ!(笑)」と突っ込みを受けていた。

「アイアムアヒーロー」は、しがないマンガ家アシスタントであった主人公・鈴木英雄が、“ZQN”と呼ばれる人を襲う凶暴な存在が跋扈するようになってしまった世界で生き延びていく様子を描くパニックホラー。4月23日より全国で公開される。

実写映画「アイアムアヒーロー」

公開日:2016年4月23日(土)
出演:大泉洋、有村架純、吉沢悠、岡田義徳、片瀬那奈、片桐仁、マキタスポーツ、塚地武雅、徳井優、長澤まさみ
原作:花沢健吾(小学館 ビッグコミックスピリッツ連載中)
監督:佐藤信介
脚本:野木亜紀子
VFXスーパーバイザー:神谷誠

(c)2016 映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (c)2009 花沢健吾/小学館

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