公開20周年記念「イノセンス」4Kリマスター版を劇場初公開、「攻殻機動隊」と同時上映

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劇場アニメ「イノセンス」の公開20周年を記念し、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と「イノセンス」の4Kリマスター版が、2月28日より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかにて2週間限定で同時上映される。

「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「『イノセンス』4Kリマスター版」2週間限定同時上映の告知画像。。

「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「『イノセンス』4Kリマスター版」2週間限定同時上映の告知画像。。

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士郎正宗「攻殻機動隊」を原作とし、監督の押井守によって映画化された「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と「イノセンス」。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」では、公安9課の草薙素子とバトーの活躍を中心に描かれる。1995年の劇場公開から今年30周年を迎えた同作は、2021年に日米同時公開された4Kリマスター版以来の劇場公開となる。

2004年の劇場公開から昨年20周年を迎えた「イノセンス」。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編として、バトーを中心とした物語が展開される。4Kリマスター版が、劇場のスクリーンにかけられるのは今回が初。劇場用に制作された「イノセンス」の4Kリマスター版の初号試写を鑑賞した押井監督は、「今回『イノセンス』の4Kリマスター版を公開するにあたって、20年ぶり……もしかするとスクリーンで初めて、通して観たかもしれません。とても綺麗で美しく仕上がっていて良かったです。当時は、何年もかかって手描きやCGで仕上げた画を細かなディテールまで映像で再現できなかった。ですが今回、高解像度のデジタルスキャンをしたことで、画の精度が格段に上がったと思います。4Kの威力を確かに感じました」と感想を語っている。

押井守(監督・脚本)コメント

押井守

押井守[拡大]

今回「イノセンス」の4Kリマスター版を公開するにあたって、20年ぶり……もしかするとスクリーンで初めて、通して観たかもしれません。とても綺麗で美しく仕上がっていて良かったです。
当時は、何年もかかって手描きやCGで仕上げた画を細かなディテールまで映像で再現できなかった。ですが今回、高解像度のデジタルスキャンをしたことで、画の精度が格段に上がったと思います。4Kの威力を確かに感じました。それで当時のことを思い出しましたが、当時は病んでたなと(笑)。「イノセンス」が完成した後、2ヶ月くらい寝込んで立てなかったんですが、この作品にはその病んでるエネルギーが入っていました。美しいものを作るためには、何かを乗り越えないといけない。改めて観て、この作品から情念というのか退廃的な魅力を感じました。
皆さんにもぜひ劇場でご覧いただきたいです。

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読者の反応

フロリダちゃん @ryuseihashida

アメリカでイノセンスの4Kリマスターを映画館に見にいったけど全然高画質になった感じしなかったんだよなぁ。だってイノセンスってデジタル着彩だし、もし4KにするとしたらAIアップスケーリングするしか無いと思うんだよな。でもそんな感じもしなかった。 https://t.co/ocyunObocr

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