神村篤の初の作品集「暖かい日陰に」が、9月19日に発売される。
神村は2012年に「第14回アックスマンガ新人賞奨励賞」を47歳で受賞しデビューを果たした作家。高校生の時に書き始めた詩が45歳で完成し、これがマンガを描き始める切っ掛けになったという。神村がマンガを描くに至った経緯や、影響を受けたものなど、詳しくは発売中のアックスVol.106(青林工藝舎)に収録されたインタビューにて読むことができる。
「暖かい日陰に」は、表題作の前後編に加えて8作品が収められた。劇作家やマンガ評論家として知られ、本作の解説を担当した高取英は神村を「十年に一人の逸材」と評価。しっかりとしたストーリーの構成と、叙情感溢れる表現を一度目にしてみては。
なお青林工藝舎の通販サイト・アックスストアでは、会員限定にて購入者の名前が入ったサイン本の予約を受け付けている。締め切りは9月18日18時。詳細は商品購入ページにて確認しよう。
※記事初出時、発売日に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
「暖かい日陰に」収録作品
「暖かい日陰に(前・後編)」「木霊」「卵割り」「不文律」「惑星ニューロス」「雌伏の包帯」「デラシネ」「さかしまに」「ガイズリーの天使」
リンク
- 「暖かい日陰に」神村篤 | 青林工藝舎
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Simona Stanzani 詩文奈 @simona_com
47歳で作家デビューした神村篤による初の作品集発売、名前入りサイン本も - コミックナタリー http://t.co/4nzyBY14T3