明日6月14日より東京・上野の森美術館にて、
200点を超える原画を展示する「キャプテン翼展」。展示構成は全10章仕立てになっており、33年に及ぶ「キャプテン翼」シリーズの歴史を追体験できる内容に仕上げられている。
第1展示室に入場すると、「キャプテン翼」第1話全ページ分の原稿や当時の週刊少年ジャンプなど、シリーズの原点とも言える貴重な資料がずらり。翼が若林邸に向けて蹴りこんだサッカーボールを再現した「挑戦状ボール」も用意されている。第2から第4までの展示室にはそれぞれ、「小学生編」「中学生編」「ジュニアユース編」の原画が。また第2展示室には同展覧会の目玉の1つ・南葛市の巨大ジオラマ、第3展示室には日向小次郎がトレーニングで使用した、通常のサッカーボールの3倍の重さを持つ「ブラックボール」が配置された。
続いて来場者を出迎えるのは、「ワールドユース編」「ROAD TO 2002」の原画が一堂に会する第5エリア。劇中に登場するキャラクターたちのネームが入った、オリジナルユニフォームも多数掲げられている。「高橋陽一 Works」と題した第6の展示コーナーには、忠実に再現された高橋の仕事机が鎮座。第7展示室ではサッカー日本代表選手からのメッセージや、展覧会のスペシャルサポーターを務める宮本恒靖と高橋の対談動画が放映されている。
第8のエリアに設置された体感型のサッカーアトラクション「DREAM KICK」を越えると、劇中で翼が所属するスペインのサッカークラブ・FCバルセロナとのコラボ展示エリアが登場。同エリアではバルセロナのホームスタジアム「カンプ・ノウ」のロッカールームが一部再現されているほか、メッシをはじめとしたスター選手と、バルセロナのユニフォームを身にまとった翼のパネルがずらりと並ぶ。
展覧会のラストを飾る第10エリアでは大空翼の等身大フィギュアや、高橋が「キャプテン翼展」のために描き下ろした、3m×2.2mサイズの巨大な翼のイラストがお目見え。現在グランドジャンプ(集英社)にて連載されているシリーズ最新作「キャプテン翼 ライジングサン」のカラー原画も、早くも披露されている。
オープニングセレモニーに登壇した高橋は「W杯イヤーにこうして大規模な展覧会を開催することができ、本当にうれしい。当初考えていた以上に(「キャプテン翼」が)世界中で認められて『自分のサッカー観は間違っていなかったんだ』という自信にも繋がっています」と喜びを語る。また展示される原画を自らセレクトしたという高橋は、見どころついて「『キャプテン翼』の33年間の歴史がギュっと詰まっています。印刷されたマンガとは違った、実際の色や線を見てもらえれば」とアピールした。
ボールはともだち。キャプテン翼展
会期:2014年6月14日(土)~7月6日(日)
時間:10:00~17:00(金曜のみ20:00まで)
会場:上野の森美術館
住所:東京都台東区上野公園1-2
料金:一般・大学生1600円(前売り1400円)、中学・高校生800円(前売り600円)、小学生400円(前売り400円)
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- 「ボールはともだち。キャプテン翼展」オフィシャルサイト
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