「ボールはともだち。キャプテン翼展」では原画に加え、舞台のひとつである南葛市のジオラマや、サッカー日本代表のユニフォームを身にまとった大空翼の等身大フィギュアを展示するほか、体感型のサッカーアトラクションコーナーなどを設置。高橋が展覧会のために描き下ろした、翼たちの4m×2mサイズの巨大イラストも披露される。
会見には高橋をはじめ、同展覧会のスペシャルサポーターを務めるサッカー元日本代表の宮本恒靖氏らが登壇。高橋は連載がスタートした1981年から現在までを振り返り、「日本がワールドカップに出場するというのは夢物語でしたが、今は優勝も狙える時代。ワールドカップイヤーの今年、展覧会を開催することができて本当に嬉しい」と感慨深げに語った。
同作を読んで育ったという宮本は「小学校低学年の頃から『キャプテン翼』のプレイを、友人とともに試していました。こうして作品に携わることができて光栄です」と感無量の様子。また劇中の印象に残っているシーンとして、三杉淳がオフサイドトラップを仕掛ける場面を挙げ「あの頭脳プレイには、小学生ながらに学ぶものがありました」と、自身のプレイスタイルへの影響を熱く説明する一幕も。
展覧会について高橋は「親子二代で楽しめる内容になっています。ワールドカップ期間中なので昼は『キャプテン翼展』に来て、夜は日本代表を応援してもらえれば」とアピール。最後にサッカー日本代表に対して「香川(真司)選手は翼君っぽいなと思うし、本田(圭佑)選手は日向君のよう。『キャプテン翼』の世界のような活躍を期待しています」とエールを送り、会見は幕を閉じた。
そのほか本日の会見では、劇中の必殺シュートをJリーガーが再現する動画シリーズ「Jリーグ×キャプテン翼 DREAM SHOOT」第2弾の制作も発表された。第2弾でシュートの再現に挑むのは、川崎フロンターレに所属する中村憲剛選手と大久保嘉人選手。2人が挑戦するシュートは、週刊少年ジャンプ(集英社)の4月28日発売号にて告知される。
「ボールはともだち。キャプテン翼展」のチケットは、4月12日10時より各種プレイガイドにて販売をスタートする。詳細は展覧会の公式サイトにて確認を。
ボールはともだち。キャプテン翼展
会期:2014年6月14日(土)~7月6日(日)
時間:10:00~17:00(金曜のみ20:00まで)
会場:上野の森美術館
住所:東京都台東区上野公園1-2
料金:一般・大学生1600円(前売り1400円)、中学・高校生800円(前売り600円)、小学生400円(前売り400円)
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高橋陽一がキャプテン翼展で会見、上野の森に巨大翼くん (ナタリー) http://t.co/yfyveg3tw6 高橋陽一「キャプテン翼」シリーズの原画などを展示する「ボールはともだち。キャプテン翼展」が、6月14日から7月6日まで、上野の森美術館...