島耕作がCGで記者会見に出席！生みの親・弘兼憲史とトーク

弘兼憲史「会長 島耕作」の主人公・島耕作が、本日10月9日に都内で行われた「CLUB GENT Supported by TOYOTA CAMRY」プロジェクト発足記念イベントに、CGアニメーションとして登場した。島耕作がイベントに出席するのは、2008年5月に行われた社長就任式以来、5年ぶりのこと。

「CLUB GENT」は、TECOTの会長に就任した島耕作を発起人としたプロジェクト。島耕作の妻である大町久美子が、島耕作66歳の誕生日にトヨタの乗用車「カムリ」をプレゼントしたことがきっかけで発足した。プロジェクトでは、「上質を知ろう」をテーマに、島耕作がこれまで培ってきた知識・体験を、「食」「人」「能」「旅」の4つのカテゴリーに分け、モーニングをはじめとする講談社7誌の編集部と連携し、誌面やWEBで紹介していく。

発足イベントでは、島耕作がスクリーンに映し出され、プロジェクトの展望をプレゼンテーション。またプロジェクトメンバーとして山田五郎、ドン小西が、ゲストとしてモデルの森泉、ドラマ「課長 島耕作」で島耕作を演じた宅麻伸、そして生みの親である弘兼憲史が登場。シマコーとトークセッションを交わした。

弘兼は「島くんと対面しているのは不思議な感じですね」とコメント。また森泉はプロジェクト発足を祝い、島耕作に花束を贈呈した。島耕作は「素敵な花束ですね。記者会見のあとカムリに乗って帰りますので、助手席に置いておいてもらえますか」と促す。

イベント終盤にはお笑いコンビのハマカーンが「我々もCLUB GENTに入れてください！大人の仲間入りがしたいんです！」と飛び入りで登場し、「奥様からあんな上質なカムリを頂き、一声かければこんな上質なゲストが集まる。まさにゲスの極み！いや、ジェントルの極み！」とネタを披露。島会長は「ぜひこの機会にハマカーンの2人もジェントルマンになってください」と歓迎した。

島耕作は、囲み取材にも出席。「今年気になった流行語は？」と聞かれると、「『おもてなし』ですかね。おもてなしの精神はビジネスの世界やジェントルとしても相通づるものがある」と答え、ハマカーンの浜谷が「会長、ちょっと『おもてなし』やってもらっていいですかね」と促すと、「いやあ、難しい質問ですね。あまりいじめないでください」と困り顔。

また「会長は何歳まで現役を続けられますか？」との質問には、「自分で終わりを決めるのは性に合いません。日本のために生涯現役で邁進していきたいと思います」と意気込みを見せる。弘兼も「私も島耕作と同じ66歳。私が死ぬときに島耕作は終わると思います」と語った。