「東京芸術祭2018」近藤良平&矢崎広が観た「野外劇 三文オペラ」稽古場|こんな経験ができるなんて、役者としてうらやましい

「東京芸術祭2018」直轄プログラム ラインナップ

「野外劇 三文オペラ」


2018年10月18日(木)~28日(日) 東京都 池袋西口公園
「三文オペラ」(Photo:Kazuomi FURUYA)

作:ベルトルト・ブレヒト

音楽:クルト・ヴァイル

訳:大岡淳

演出:ジョルジオ・バルベリオ・コルセッティ

音楽監督:原田敬子

衣裳デザイン:澤田石和寛

総合ディレクター:宮城聰

直轄事業ディレクター:横山義志

キャスト

ジョナサン・ジェレマイア・ピーチャム:廣川三憲

フィルチ / イード:泉陽二

シーリア・ピーチャム:森山冬子

ジャラ銭のマサイアス:宮下泰幸

マックヒース:後藤英樹

ポリー・ピーチャム:淺場万矢

曲がり指のジェーコブ:小長谷勝彦

のこぎりのロバート / 警官:綾田將一

ジミー / スミス:沼田星麻

しなしなのウォルター / 警官:菊沢将憲

ブラウン:柳内佑介

酒場のジェニー / 娼婦:榊原有美、葛たか喜代、篠原和美

ルーシー:水口早香

ブレヒトの音楽劇をイタリア人演出家のジョルジオ・バルベリオ・コルセッティが演出。野外劇、ワンコイン、キャストのフルオーディションなどさまざまな挑戦に満ちた作品だ。

第七劇場×Shakespeare's Wild Sisters Group 日台国際共同プロジェクト Notes Exchange vol.3 舞台「珈琲時光」


2018年10月24日(水)・25日(木) 東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
第七劇場×Shakespeare's Wild Sisters Group 日台国際共同プロジェクト Notes Exchange vol.3 舞台「珈琲時光」

企画協力:侯孝賢

脚本:王嘉明

演出:王嘉明、鳴海康平

出演:(台北)Fa、圈圈  / (三重)佐直由佳子、小菅紘史、木母千尋、菊原

真結、三浦真樹 / (静岡)鈴木真理子 / (金沢)西本浩明

2016年より交流を深めている、三重の劇団・第七劇場と台湾の劇団・Shakespeare's Wild Sisters Group。今回は映画「珈琲時光」からインスピレーションを得て創作された新作を、日台混成チームで上演する。

「ダーク・サーカス」


2018年10月27日(土)~29日(月) 東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
「ダーク・サーカス」©JM BESENVAL

原作:ペフ

出演:ステレオプティク(ロマン・ベルモン、ジャン=バティスト・マイエ)

フランスのライブアートデュオ・ステレオプティクが、絵本作家ペフのサーカス団を巡る物語を舞台化。生演奏に合わせ、さまざまな素材をその場その場で用いて画を作り出す。

「ガラスの動物園」


2018年10月27日(土)・28日(日) 東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
「ガラスの動物園」©Mammar Benranou

作:テネシー・ウィリアムズ

演出・舞台美術:ダニエル・ジャンヌトー

出演:ソレーヌ・アルベル、カンタン・ブイッスー、ドミニク・レイモン、オリヴィエ・ヴェルネル、ジョナタン・ジュネ(ビデオ出演)

ある家族を描いたテネシー・ウィリアムズの名作戯曲。フランス現代演劇を牽引するダニエル・ジャンヌトーは2011年にSPAC-静岡県舞台芸術センターで本作の日本語版を演出しており、今回はフランス語版での初来日公演となる。

「空は翼によって測られる」


2018年11月3日(土・祝)・4日(日) 東京都 あうるすぽっと
「空は翼によって測られる」(撮影:猪熊康夫)

振付・演出:メルラン・ニヤカム

出演:SPAC-ENFANTS(スパカンファン、静岡県の中高生のダンスかんぱにー)

カメルーン出身でフランスを拠点とする振付家のメルラン・ニヤカムと、オーディションで選ばれた静岡県内の中高生によって2016年に作り出された「ANGELS」。同作をブラッシュアップし、上演する。

「アダルト版 ユメミルチカラ」


2018年11月2日(金)~4日(日) 東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
「アダルト版 ユメミルチカラ」

振付・演出・出演:メルラン・ニヤカム

出演:メルラン・ニヤカム、天野暢子、石黒久美子、笠原麻美、川本佳恵、小林玲子、鈴木尚子、山田としみ

オーディションで選ばれた55歳以上の女性ダンサーたちによるダンス公演。カメルーン出身でフランスを拠点とする振付家のメルラン・ニヤカムが静岡の中高生と創作した「ユメミルチカラ/タカセの夢」をリクリエーションする。

「今回上演する2演目では、まだ社会に出る前の思春期の子どもたち、そして社会から退きつつあると感じる55歳以上というそれぞれ難しい年代の人たちが身体表現を通して解放されています。私の作品の中には常に「踊る喜び」が根底にあります。ダンスというのは限られた人のものではなく、すべての皆さんのためのものなのです」(メルラン・ニヤカム)

東京芸術祭2018
東京芸術祭2018
  • 2018年9月1日(土)~12月9日(日)
    東京都 池袋各所