この作品は、女子ボクシング日本代表強化選手として、芸人の仕事を続けながら過酷なトレーニングに取り組むしずちゃんの姿を克明に記録したドキュメンタリーDVD。2010年3月に行われた「全日本女子アマチュアボクシング選手権大会」をはじめ、2011年6月の韓国遠征、2011年9月の台湾遠征、さらに今年2012年5月に中国で行われた「アマチュアボクシング女子世界選手権大会」といった大会の模様とその舞台裏が約100分にわたって収録されている。
公開練習中に過呼吸に陥り放心状態となった姿や、悔し涙を見せる場面など、夢に向かって挑戦するしずちゃんのありのままの様子が凝縮された本作。コメント映像では相方の山里亮太をはじめ、芸人仲間の森三中やハリセンボン、さらに母親やコーチがしずちゃんの素顔を明かしている。
お笑いナタリーでは、本作についてしずちゃんに話を聞いた。
しずちゃんコメント
──本作には、しずちゃんが泣きながらがんばっている様子がそのまま包み隠さず収録されていますね。
自分自身のやってきたことなので、なるべくそのまま隠さず見せたいって思っていて。テレビで見たお年寄りの方が「元気をもらった」って言ってくれるのがすごくうれしかったんです。これを見て「自分もがんばろう」っていう気になれるDVDになっていればいいなって思います。
──遠征先の台湾で山里さんと会うシーンは普段の南海キャンディーズでは見られない表情でした。
試合のあとだったのもありますけど、山ちゃんを見たときに家族が来たような気持ちになって、緊張の糸が切れたのか涙が出てしまって……。戦いから急に癒やされたような感じになって、自分でもビックリしました(笑)。山ちゃんは最初は私がボクシングをやることに反対してたけど、正式にオリンピックを目指すことになったらずっと味方になって応援してくれてありがたかったですね。後半はほとんど私はお笑いの仕事ができなかったのに、ずっと「南海キャンディーズ」として仕事をしてくれていたことにも感謝してます。
──ボクシングを通じて身についたことは?
ボクシングには瞬発力とか反応の良さが必要で、私はそこで苦戦してるんですけど、だんだん喋るのも早くなってきたかなって。でも、今日の感じだとあんまり早くなってないですね(笑)。
──ボクシングは今後も継続されるそうですが、南海キャンディーズとしての活動はいかがですか?
新しいネタで漫才やりたいです。まだ山ちゃんには面と向かって言ってないですけど、今年の後半にはルミネとかでできるといいですね。
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