蓮見がコント台本を手がけているミキのゲスト回では毎回コント収録がうまくいかず、昴生と東京03がトークテーマそっちのけで言い争うのが恒例の展開。しかし前回、ついに蓮見から「合格」のサインが。今回はこれまでの4年に及ぶ“失態の歴史”を振り返りつつ、“ミキ最終回”として有終の美を飾るべく「帯コメント」の披露に東京03とミキの5人で再チャレンジする。果たして蓮見や東京03飯塚の評価は。またミキ念願の、コント後に展開する“熱いお笑い談義”や“結成秘話”の話はできるのか。放送を最後まで聴いて結末を確かめよう。
お笑いナタリーでは収録後に東京03、ミキ、蓮見にインタビューを実施。“最終回”への思いや、この4年での関係性の変化を聞いた。
収録後コメント
──ミキがこの番組に出演するのは10回目で、“最終回”なんですよね。どんな気持ちで収録に臨みましたか?
飯塚:コントを成功させて、ミキの結成秘話もちゃんと聞いて、終わりっていう気持ちで来ました! 実際どうなったかは、放送で確認してください(笑)。
豊本:僕も「10回なんて区切りもいいし、今回で終わりにしよう」と思っていました。果たしてどうなるんでしょう(笑)。
蓮見:昔書いたネタをもう1回やるのって恥ずかしい部分もあるんですけど、前回よりもきっとよくなるんだろうなと思って楽しみに来ました。
亜生:今日は早めに入って、東京03のお三方と雑談をさせていただく時間があって。飯塚さんが「今日がミキ最後か……」と言ってはって、僕はこの見慣れたスタジオを見回して「今日が最後なんだな」と寂しさも感じつつ、本番を迎えました。
角田:1回目からすでに4年も経っていますからね。それぞれ経験してきたことも踏まえてやれるだろうと思っていました。僕もミスを指摘されていた側なのでもちろん緊張もありましたよ。ただ、今日は喉の調子がよくなくて……。
一同:あはははは!(笑)
角田:序盤から「あれ? 怖いな」という感じでやっていました。
──そして昴生さん。ここまでさまざまなトラブルがありましたが。
昴生:いろんな思いがありました。「ここはこうやろう」とプランも考えながら大阪から来たんですが、とあることが起こってここに到着する前にすべて崩壊しました。でも寂しさもありながら、みんなで一致団結できたと思います。ダウ90000のメンバーが出演してくれるコントもありましたが、10回目という節目の回に初期メンバーでやれたのはよかったと思います。
──今回の台本をやるのは2回目ですが、新鮮で面白かったです。
昴生:4年の歳月を経てまだ面白いってすごいですよ。
蓮見:うれしい。
──これを書いた4年前はまだ蓮見さんやダウ90000が今ほどテレビやラジオにも出演していなかった頃です。
飯塚:だから4年前からもうでき上がってたんでしょうね。で、今さらに進化している。
蓮見:4年前、2021年はまだ結成1年目です。
飯塚:信じられない! 全然古くないし、役柄的に僕は後半のほうに出てくるんですけど、みんながやっているのを聴いていても面白かったです。
──ミキのお二人は1回目の収録時からダウ90000に注目していたとおっしゃっていましたよね。
昴生:当時からほんまに好きで、台本を書いてくれるって聞いて「ここで出会うんや!」って思ったんですよ。僕らが憧れの東京03さんとコントをやるところに、今好きな蓮見くんが来て、蓮見くんのコントをみんなでやるって、こんな運命的なことあんのかって思いましたけど、あそこで出会わなければ、こいつとの関係もこんなことにならんかったのに……。
編集部注:毎回、蓮見からの昴生へのダメ出しをきっかけに言い争いが勃発している。
亜生:僕は、「ダウ90000すごいぞ、蓮見くんすごいぞ」ってお兄ちゃんに教えてもらってコントを見始めました。芸人としては後輩なので、最初は「おい、蓮見くん!」だったんですけど、回を重ねるごとに緊張しだして、今では「蓮見“先生”」になっています。しかも実の兄が、その先生にボロクソにダメ出しされていて。そんなの弟は緊張するに決まってるじゃないですか。昔ピアノ通っていたときに、お兄ちゃんが先生にめちゃくちゃ怒られてたんですけど、めっちゃそれを思い出して。この歳になってもお兄ちゃんが怒られてるのを横で聞いとかなあかんねやっていう。
飯塚:一緒になってイジってただろ!(笑)
亜生:お兄ちゃんをイジることで「僕は先生側だぞ」っていうので気持ちを保っていたんです! 「台本届きました」の連絡が怖くて。お兄ちゃんという“見どころ”があるので、俺がミスったらえぐい空気になってしまうプレッシャーがありました。「あんな空気なる?」っていう角田さんがミスったときの飯塚さんを見ているので、僕だけはちゃんとしておかないと。
──では最後に蓮見さんからコメントを!
蓮見:4年前に出させていただいたときはまだ全然ほかのお仕事がない中で、いきなりこの番組のコントを書く側としてお声がけしてもらい、やらせていただくことになったんですけど、気づいたらミキさんに8本書いている状態に。
飯塚:座付きだ。
昴生:俺ら専属(笑)。
蓮見:3年くらい前にドラマの台本を書いて、フジテレビでダウ90000の1時間番組をやらせてもらったときに、芸人さん2人から「面白かった」という連絡をいただいたんです。それが、昴生さんと亜生さんだった(笑)。ズブズブなんだ!と思って。不思議な縁を作っていただいた番組なのでぜひ“最終回”、お楽しみに。
東京03の好きにさせるかッ!
NHKラジオ第1 2025年11月20日(木)20:05~20:55
<出演者>
東京03
ゲスト:ミキ / 蓮見翔(ダウ90000)
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▼収録後インタビュー
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