田村保乃(
「一歩目」は昨日8月17日に刊行された田村の1st写真集。雪国の北海道と南国の沖縄を舞台に、1人の女性としての魅力が叙情的に切り取られている。田村はロケ地について「撮影するなら、北海道がいいっていう思いがあって。なぜかというと、直感で。それに沖縄は大好きなので、2つの土地で撮影ができてうれしかったです」とコメント。続けて「“時”や“記憶”をテーマに、“幼馴染からの視点”を切り取るというストーリー仕立ての内容になっています。そういったテーマはあるんですけど、純粋に田村保乃の写真集としても楽しんでいただけたらいいなと思っています」と作品をアピールした。
写真集発売記念会見での恒例質問「写真集を自己採点すると何点?」には「100点満点中、200点です」と笑顔で回答。「最初から最後まで何1つ妥協せずに心を込めて作ったので、本になった瞬間や、書店に並んでいるのを見たときは泣きそうになってしまうくらい、もう個人的には大満足。皆さんにも見ていただきたい1冊です」と自信を見せた。
お気に入りのカットを聞かれると、かき氷を食べているカットをチョイス。「私が『かき氷を食べているショットを入れたい』と提案して、それが実現しました。撮影期間の中で最後に撮影した写真で、撮られていることに気付かないくらい、かき氷をリアルに楽しんでいる素の私を見ていただけます」とアピールした。かき氷が好きなのか問われると「年に1回食べるかどうかで。好きかって言うと、そんなに?」と回答し、記者の笑いを誘った。
また小浜島のフェリーの売店で田村自身が買ったサーターアンダギーを食べているカットもお気に入りの1つだという。「あとから写真を見て『あ、こんな瞬間も撮影されてたんだ』って思いました。カメラ目線じゃないところがポイントになっていて、“幼馴染からの目線”というテーマに合ったカットだと思います」と語った。
本作の撮影に向けて体作りにも力を入れたそうで「体重的には7kgくらい落としました。数字にこだわって、どこまでがんばれるかなと。そのおかげで自信を持って撮影に臨めたと思います。本当に撮影はずっと楽しかったです」と振り返った。渡邉理佐や小林由依をはじめ、体型の変化に気付いたグループメンバーが「本当に変わってきているね」「がんばったね」という激励の言葉をかけてくれることも、励みになったという。「北海道に撮影で行っているときに、渡邉理佐さんから『北海道なんだよね? 楽しんできてね』と連絡がきて。そのときに初めて連絡を取ったんですけど、それが個人的にうれしかったです」とエピソードを明かした。
写真集の撮影前は自分に自信がなかったという田村。「グループにいることさえも自信がなかったんですけど、自分の中で変わる努力をして、その過程が自信につながって。自信って、表情や言葉にじみ出るものなのだと思うのですが、ステージに立つときにも、あの頃(写真集撮影前)よりは自信を持てるようになったかなと思います。それに以前はカメラの前で自然に笑うっていうのが得意ではなかったんですけど、この写真集では一切演技せず、内から出る表情を撮っていただけて。それをきっかけに、素の自分を出してもいいんだと思えるようになりました。写真集を撮る前、撮影期間、撮ったあとの自分が全然違うと感じていて。この作品にはそんな変化の過程が詰まっているんじゃないかと思います」と思いを明かした。また田村は櫻坂46が10月13日にリリースする3rdシングル「流れ弾」で初めてセンターを務めることについて、「ここが1つの節目というか、大きなきっかけになると思うので。グループとして、個人として、もっといろんな景色が見られるようにがんばります」と意気込んだ。
音楽ナタリー @natalie_mu
【会見レポート】櫻坂46田村保乃、1st写真集で心境に変化「素の自分を出してもいいんだ」
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