「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー 2025」が本日11月13日、香港ディズニーランドホテルで開催。新作の韓国ドラマから「捏造された都市」の
韓国ドラマ「捏造された都市」
11月5日に配信が始まった「捏造された都市」は、無実の罪で捕まり終身刑を言い渡された主人公パク・テジュンが、自分の人生を狂わせた男へ復讐を誓うリベンジアクション。彼は刑務所の中で同じ境遇の囚人と出会い、すべてがアン・ヨハンという男によって緻密に計画された陰謀の一部だったことを知る。“模範市民”のように善良な主人公にチ・チャンウク、復讐相手ヨハンにド・ギョンスが扮した。脚本は「復讐代行人~模範タクシー~」のオ・サンホが担当している。
チ・チャンウクの映画デビュー作となった2017年の「操作された都市」と同じ原案から生まれた本作。チ・チャンウクは「実際に作品を撮影している間は同じ作品だと思ったことはなかった。それほどキャラクターがまったく違っていましたし、新しい人物も非常に多く、新たな物語もたくさんある」と述べつつ、「より愛着が湧き、本当に責任感を持って取り組んだ作品だったと思います。でも撮影は最初から最後まで本当に大変でした」と作品への思いを明かす。
さらに「視聴者の皆さんにテジュンの視点で物語を追ってほしいという思いを強く持っていました。そのため、序盤からテジュンが抱える感情的な部分をどう表現すべきか非常に悩みました」と述懐。ド・ギョンスは「もちろん本当にそうなってほしいわけではないのですが、ご覧になる方々が『この俳優は本当にひどい、見ていて不快だ、出てこないでほしい』といった感情を抱いてくれたらいいな、という思いを強く持ちながら撮影していたと思います」と振り返った。
韓国ドラマ「メイド・イン・コリア」
「メイド・イン・コリア」は1970年代の韓国と日本を舞台に、裏社会を操るエリート諜報員と正義を追求する検事の心理戦と裏切りをめぐるサスペンス。主人公は富と権力への欲望に溺れる男ギテと、ギテの前に立ちはだかる検事ゴニョンだ。彼らは対立しながらも、運命を決定づける世紀の事件に巻き込まれていく。ヒョンビンがギテ、チョン・ウソンがゴニョンを演じた。
「愛の不時着」で知られるヒョンビンは、出演の決め手を「シナリオが持つ力だったと思います。1970年代という時代背景、そこにフィクションが加わることで、より新鮮な物語になった。それが何と言ってもこの作品を作るうえでの最大の要素ではないでしょうか」と語る。
一方のチョン・ウソンは「とにかくヒョンビンさんの相棒として新しい作品で一緒に演技できる縁を結べること自体が、俳優同士にとって非常に貴重です」と回答。最初のオファーではゴニョンというキャラクターは自分に合わないと感じていたそうだが、「台本を読みながら、私が埋めるべき部分がゴニョンにあるという感覚も同時に抱きました」という。
配信日は12月24日に決定。イベントではシーズン2の制作決定も明かされ、こちらは2026年に配信される予定だ。
韓国ドラマ「ゴールドランド」
「ゴールドランド」は、少女キム・ヒジュが密輸組織から金の延べ棒を偶然手に入れることから始まる物語。ヒジュは韓国でもっとも危険な男たちから逃れるため、二度と戻らないと誓ったある場所に向かって疾走する。監督は「コンフィデンシャル/共助」の
必死の決意で過去から逃れるヒジュ役のパク・ボヨンは「私がこれまでお見せしてきたのとは、少し異なる姿をお見せできる」と本作を紹介。「金塊が意図せず私の手に渡ってしまい、逃げ回ったり、興奮したり。自分の物ではないと思っていたのに、人間には欲望が生まれるものです。この金塊を自分の物にしていいのではないか、という悩みを抱きながら、手にしてしまおうと努力します」と自身の役どころを話した。
そして監督のキム・ソンフンは「私たちは、ある人々の欲望について本格的に扱ってみたいと思いました。その欲望というものが、果たしてどれほど大きく、またその管理を私たちはどう進めていけるのか、という点を語ってみたかったのです。それが今回の作品制作のきっかけとなりました」と語った。
韓国ドラマ「殺し屋たちの店」シーズン2
「殺し屋たちの店」は叔父が遺した“殺し屋御用達の武器販売店”を譲り受けた大学生チョ・ジアンが、謎の暗殺者から自身の命と店を守るため奮闘するクライムスリラー。シーズン1では、謎に包まれた叔父の過去や暗殺者たちの正体が少しずつ解き明かされた。シーズン2では傭兵集団バビロンに対して攻勢に出る新たな物語が幕を開ける。2026年下期に独占配信。日本からは
ジアンは傭兵だった過去を持つジンマンからサバイバル術を教わり、それらを駆使して幾多の危機に立ち向かうキャラクター。監督のイ・クォンによると、シーズン2では前シーズンでは見られなかった多くの苦痛を経験するという。ジアン役のキム・ヘジュンは新作の撮影で多くのアクションシーンを経験。「シーズン1は少し初心者だった」と振り返りながら、「シーズン2では本格的に銃器アクションをお見せする場面がたくさん増えると思います」と明かす。
この日のイベントでもっとも大きな歓声を集めたジンマン役のイ・ドンウク。会場に集ったドラマのファンに「シーズン2まで制作できることになり、本当に感謝しています」「これほどまで愛していただけるとは」と呼びかける。ジンマンはシーズン1のある展開で観客を驚かせ、「彼のミステリーはシーズン2まで続くと思っていただいていいと思います。そしてアクションはシーズン1よりスケールが大きくなり、もっと熱くなるのでは」と期待をあおった。
韓国ドラマ「再婚承認を要求します」
「再婚承認を要求します」は人気Webtoonを実写化した、愛・権力・欲望が渦巻くロマンスファンタジー。国民に深く献身する完璧な皇后ナビエは、愛人と結婚したいと夫から離婚を要求され、慎重に築いてきた人生を打ち砕かれる。政治的陰謀、思いがけないロマンス、そして権力と運命を取り戻すための闘いの物語が幕を開ける。共演は「海街チャチャチャ」のシン・ミナ、「キングダム」シリーズのチュ・ジフン、「ビッグマウス」の
ナビエ役のシン・ミナは「Webtoonの原作が非常に愛され、多くの方々が期待してくださっている。私自身も原作がどのようにドラマ化されるのかとても気になり、ぜひ演じてみたかった」とコメント。チュ・ジフンも同じように「世界中で愛されたWebtoonが、どのように具現化されるのか興味がありました」と述べつつ、「東西の人種を問わず、こうしたファンタジーの世界が広がることへの興味もありますし、その面白さも感じています」と作品への期待を語った。
会場から俳優同士の化学反応や現場の雰囲気を尋ねる質問があると、イ・セヨンが「私が末っ子なので、一番誠実な回答ができるのでは」と話し出す。シン・ミナ、チュ・ジフン、イ・ジョンソクとの共演について、「お三方のキャラクターは実際にもそれぞれ違うので、とても面白いです。またミナ姉さんは本当に蝶の皇后のように静かで危険な面もありますが、とても優しく笑顔も多く、私がこんなふうにふざけて雰囲気を和ませようと姉さん兄さんたちに近付くと、いつも温かく受け入れてくれました」と振り返った。
IU×ビョン・ウソク、スジ×キム・ソンホの新作も
このほか、韓国に王室が残る架空の21世紀を舞台に王子と財閥令嬢を描くロマンティックコメディ「パーフェクト・クラウン(原題)」が2026年に配信されることが明らかに。出演は
ディズニープラスで配信される韓国作品のラインナップと配信スケジュールは以下の通り。
ディズニープラス韓国作品ラインナップ
- 「捏造された都市」配信中
- 「ゴールドランド」2026年上期
- 「殺し屋たちの店」シーズン2 2026年下期
- 「メイド・イン・コリア」シーズン1 2025年12月24日、シーズン2 2026年
- 「パーフェクト・クラウン(原題)」2026年
- 「幻惑の恋」2026年下期
- 「再婚承認を要求します」2026年下期
- 「占い師たちの運命バトル」2026年上期(リアリティショー)
Naho @NahoY23115
ウソン氏が心なしか神妙にポヨヨw😅 https://t.co/Sime82nRTL