17歳少女がキャンプ旅を通して“大人の不完全さ”に気付く、「グッドワン」1月公開

第77回カンヌ国際映画祭のカメラドール（新人監督賞）にノミネートされた映画「グッドワン」が、2026年1月16日に公開決定。YouTubeでは予告編が公開された。

本作の主人公は、父クリスと彼の旧友マットとともに、米ニューヨーク州キャッツキル山地へ2泊3日のキャンプに出かけた17歳の少女サム。クリスとマットは長年のわだかまりをぶつけ合いながらも、ゆるやかにじゃれ合っていた。年齢以上に聡明なサムは彼らの小競り合いに半ば呆れつつも、聞き役や世話役を引き受けることに。しかしサムは男たちの行動によって“大人の不完全さ”に気付き、自分の内に芽生える違和感と向き合うことになる。

サム役のリリー・コリアスは本作で映画初主演。さらにクリス役で「ドラッグストア・カウボーイ」のジェームズ・レグロス、マット役でドラマ「プリズン・ブレイク」のダニー・マッカーシーが出演し、インディア・ドナルドソンが長編監督デビューを果たした。穏やかな自然の風景が映される予告には、キャンプの旅を通して交わされる何気ない会話や沈黙、サムがクリスらに視線を向ける様子などが収録されている。

「グッドワン」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。配給はスターキャットアルバトロス・フィルムが担当する。

映画「グッドワン」予告編