韓国の長編アニメーション映画「The Summer/あの夏」が、8月15日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。
上映時間61分の本作では、運命的な出会いをした2人の少女の近付いていく距離、ささいとも思えるすれ違い、避けられなかった結末までが、主人公イギョンのモノローグとともに描かれる。地方のある高校で運動場を歩いていたイギョンは、スイが蹴ったボールに当たりうっかり眼鏡を壊してしまう。偶然のきっかけにより惹かれ合った彼女たちは、高校卒業後にソウルに移住。イギョンは大学に進学、スイは社会へ出る。それぞれ異なる道を進む2人の間には、新たな喜びが生まれるとともに、想像もできなかった葛藤や目をそらせない違いが生じていくのだった。
監督を務めたのは、Netflix初の韓国アニメーション作品「あの星に君がいる」を手がけたハン・ジウォン。第51回韓国日報文学賞を受賞したチェ・ウニョンによる短編集「わたしに無害なひと」に収録された「あの夏」を映像化した。
「The Summer/あの夏」の配給はファインフィルムズが担う。
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ハン・ジウォン監督の作品が劇場で観れるのか。
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