父の遺言をきっかけに故郷へ、トランスジェンダーの女性ダンサー映す「孔雀」配信

韓国・ソウルでダンサーとして生きるトランスジェンダー女性を描く映画「孔雀」が、1月24日0時からJAIHOにて配信される。

「孔雀」は監督ピョン・ソンビンが、プロダンサーのヘジュンと組んだ長編デビュー作。トランスジェンダー女性ミョンは、手術代を稼ぐためにワッキングダンスの大会に出場するものの、あと一歩のところで優勝を逃す。そんなとき、父が亡くなったという連絡を受ける。父による「四十九日の法要で伝統舞踊のソゴチュム（小鼓舞）を踊れば遺産を渡す」という遺言を知ったミョンは生まれ故郷であり、アイデンティティを拒絶された場所でもあるホチャンに戻ることになる。

ヘジュンがミョンに扮したほか、キ・ジュボンも共演。なお本作は第31回レインボー・リール東京～東京国際レズビアン＆ゲイ映画祭～などで上映された。YouTubeでは予告編が公開中。

映画「孔雀」予告編