映画「
マンガ「はたらく細胞」とスピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」を実写化した本作。人間の健康を守るため体内で日夜働く細胞たちが、“体内史上最大の戦い”に挑む姿が描かれる。赤血球を永野、白血球を佐藤が演じた。
永野は「今日、母親が劇場に行ったそうで感想が来ました」と報告。「笑って泣けてためになる」という本作のキャッチコピーを引用して「その意味がわかりました。笑うだけじゃないのね。素敵な映画でした」という言葉をもらったそうで、「褒められました!」と満面の笑みを浮かべる。すると佐藤も「僕も母親から感想が届きました。ほぼ同じなんですよ。感想被りです」と反応。「『笑って泣けて』とは聞いていたけど、『泣けて』の分量がこんなに多いとは思いませんでした」と母親から送られてきたと明かし、「キャッチコピーに嘘はないです」と胸を張った。
劇中の人間パートでは、芦田が健康優良女子高校生・漆崎日胡、阿部が日胡の父・茂を演じている。芦田は「原作では人間の世界は描かれないので、どんなふうに受け取っていただけるか不安でしたが、例えば『くしゃみをしたとき体内ってこうなってるんだ』とか、想像しやすくなったらいいなと考えながら演じました」とコメント。一方の阿部は「監督から『とにかく暴飲暴食してくれ』と言われました」と役作りに言及した。2人はドラマ「マルモのおきて」のスペシャル版「マルモのおきて スペシャル2014」以来、実に10年ぶりに父娘役で再共演。「久しぶりに共演できてうれしかったです。面白い部分は面白く、シリアスな部分はシリアスに。そのギャップを間近で見させていただけてよかったです」とほほえむ芦田に対し、阿部は「こんな高いヒール履くようになったんだね……(撮影現場で)走り回って転んでばかりいる子供だったのに」と感心を隠せない様子だった。
キラーT細胞役の山本は、役作りでさらに体を鍛え上げたという。「原作を読んで、ガッチリした役というのは把握していて。体のどのあたりが露出するのかも大事になってくるので、衣装合わせで監督含めてしっかり確認しました」と振り返り、「今回は上のほうを大きくしました。(もともと鍛えているのに)さらに大きくすることになるので、力は付くけど重くなる。アクションシーンは機敏に動けなくて大変でした」と吐露。思うように体を制御できず苦労したという山本を、佐藤は「アクション部の方たちも本当に吹っ飛ぶぐらいパワーがすごかった。強すぎて“悲しき怪物”みたいになってましたよ」と表現して笑いを誘った。
また永野が本作のキャッチコピーに絡めて、「笑って泣けてためになった」という最近のエピソードを披露する一幕も。『はじめてのおつかい』が本当に大好きで、配信で毎日観てるんです。毎日笑って、毎日泣いて……小さいのにちゃんとしている子たちががんばっていて、すごくいい番組なんですよ」と熱弁する永野に、阿部から「細胞が疲れてるんじゃないの?」と心配の声が上がった。
「はたらく細胞」は全国で上映中。
映画「はたらく細胞」本予告
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