バレエ学校から最高位“エトワール”目指す黒人少女を描く映画公開、現役ダンサーも出演

3

55

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 12 32
  • 11 シェア

仏パリ・オペラ座のバレエ学校から最高位“エトワール”を目指す少女の物語「Neneh Superstar」が、「ネネ -エトワールに憧れて-」の邦題で、11月8日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

「ネネ -エトワールに憧れて-」ポスタービジュアル

「ネネ -エトワールに憧れて-」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る

本作の主人公は、パリ郊外の団地で育った労働者階級出身、12歳の黒人少女ネネ。人を惹き付けるダンスを踊る彼女は、バレエ学校の入学試験に合格し、熱心にレッスンに励んで才能を花開かせていく。しかし彼女の生い立ちや肌の色が伝統ある学校にはそぐわないと差別を受ける。校長マリアンヌには「バレエは白人のもの」と邪険に扱われ、同級生からは嫉妬による嫌がらせも。バレエを続けるかネネが苦悩する中、マリアンヌの隠された秘密が明らかになる。

ネネ役でルイ・ガレルとヴァレリア・ブルーニ・テデスキの養女であるオウミ・ブルーニ・ギャレルが出演。元エトワールのマリアンヌをマイウェン、パリ・オペラ座の演出家をセドリック・カーンが演じた。アイサ・マイガスティーヴ・ティアンチューもキャストに名を連ねる。

さらにストリートダンスの振付にコンテンポラリーダンス界からメディ・ケルクーシュ、クラシックダンスアドバイザーとしてパリ・オペラ座の現役ダンサーであるジュリアン・メザンディが参加。エトワールのレオノール・ボーラックは本人役で登場する。監督・脚本はラムジ・ベン・スリマンが担った。

東京にあるダンス用品総合メーカーのチャコット代官山本店では、8月11日から31日にかけて本作のパネル展が無料で実施される。

この記事の画像(全1件)

(c) 2023 GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA – GAUMONT ANIMATION

読者の反応

  • 3

おっくん! @0909okkun02

バレエ学校から最高位“エトワール”目指す黒人少女を描く映画公開、現役ダンサーも出演 #SmartNews https://t.co/O5DW0SeV55

コメントを読む(3件)

オウミ・ブルーニ・ギャレルの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ネネ -エトワールに憧れて- / オウミ・ブルーニ・ギャレル / マイウェン / セドリック・カーン / アイサ・マイガ / スティーヴ・ティアンチュー / レオノール・ボーラック / ジュリアン・メザンディ / ラムジ・ベン・スリマン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。